ハンズマンは、大阪府松原市内に開発中のショッピングセンター『イオンタウン松原』内に、本州初出店となる新店「松原店(仮称)」を2023年秋頃にオープンします!
新店舗は、鉄骨造3階建て、敷地面積:約33,000㎡(10,000坪)、延床面積27,700㎡(約8,400 坪)の規模で、 設備投資額は約52億円(建物・設備)。大阪・松原店は2012年11月、鹿児島県にオープンした宇宿(うすき)店以来の新店で、九州以外に出店するのは初めてとなります。【出展元】
→大阪府松原市への新規出店に関する設備投資についてのお知らせ
→大阪松原店開店に向けた事業用定期借地権設定覚書の締結について
ハンズマンリクルート用プロモーションビデオ
実店舗の様子はこちらのPVを見ると、なんとなく把握出来ます。
異色の店舗戦略を行くハンズマン
ハンズマンは、宮崎県都城市に本部を置くDIY型ホームセンターで宮崎県を本拠に九州で11店舗を展開しています。同社は、その特徴的な店舗形態や経営方針が有名で「お客様第一主義」を基本経営理念に掲げ、多様多岐に亘る要望に応えるため1店舗あたり22万アイテムに及ぶ圧倒的な品揃えを誇ります。
業界平均の3倍の人員配置
この品数に対して肌理の細かい店頭対応を実現するため、1店舗あたり100名の従業員数(業界平均の3倍)を配置。接客面を重視し、お客様の要望商品は全て品揃え。あえてPOSシステムを導入しない方針を採っており、在庫の管理は独自のシステムを使用するなど、異色とも言える運営方法が有名です。
沢山の売場が目に入る吹き抜け構造
店舗は、顧客側からの売場位置の容易な把握や、購入目的以外の品物または売場が視界に捉えられる事で売場回遊性の向上に寄与する複層階吹き抜けの構造となっています。一般のお客様からプロの職人さんにまで対応できる接客力が売りで、店舗売場は全て従業員の手作り(商品レイアウトからディスプレイまで全て)で、店舗内のPOP、売場案内板、什器や棚などは、売場担当者らの手作業にて作成されています。
ハンズマンでは、仕入れ時に複数が一組となっている物や、必要上数種の品物が封入されている、いわゆる「セット商品」等も基本的に小分けして販売していますが、これに加え顧客の要望によっては、売場担当者の判断で可能な限りバラして販売することが認められており、顧客が不必要な数量、品物まで購入せざるを得ないという不便さを解消しています。
DX化全盛の時代に「人間の感性」に訴えかける店作り
IoTやDXなど、POSデータに加えて、AIを活用した在庫管理・発注システム、それに加えRFIDなどを活用した自動棚卸しシステムなど、世の中的にはDX化真っ盛りな状況です。
その中で、あえてPOSシステムを導入せず、人間の感性に訴えかける品揃え、サービス、店作りを貫き支持を得ている「ハンズマン」。本州初進出となる松原店がどんな店舗でどのような品揃え、サービスを打ち出してくるのか。そして、それが市場に受け入れられるのか?非常に興味があります。
計画概要
名称:ハンズマン松原店所在地:大阪府松原市新堂4丁目の一部
構造:鉄骨造3階建て
敷地面積:約33,000㎡(10,000坪)
延床面積:27,700㎡(約8,400 坪)
設備投資額:約52億円(建物・設備)
開業:2023年10月12日
2023年9月の様子
現地の様子です。前回の取材が2023年4月だったので、約5ヶ月ぶりの撮影です。
ハンズマン松原店は、2023年10月12日(木)午前7時 にグランドオープンする事が決まりました!西日本最大級の売場面積に28万アイテムを展開します。
正面左手は「資材館」。
正面右手「本館」側の様子です。ハンズマンは「イオンタウン松原」の核店舗になります。
撮影ポイントを変えて北東側から見た様子です。
いよいよオープンが近づいてきたハンズマン松原店。西日本最大級の品揃えと、高天井の植物売り場。本州初上陸の異色のホームセンターがどんな売り場を見せてくれるのか?今からワクワクしています。
2023年4月の様子
現地の様子です。前回の撮影が2022年12月だったので、約4ヶ月振りの取材です。
南西側から見た様子です。外壁が姿を現し、ロゴマーク等が取り付けられていました!!
ハンズマンの南側(写真右)ではイオンの建物が建ち上がってきました。
イオン側の全景です。
撮影ポイントを変えて、南東側から見た「イオン」側の様子です。
こちらはハンズマンの裏側の様子です。
順調に工事が進むハンズマン松原店の建設工事。注目の個性派ホームセンターは2023年秋頃にオープンする予定です。
2022年12月の様子
現地の様子です。ハンズマンの記事が予想外に注目度が高いので現地を取材してきました!!
2023年秋のオープンに向けてスタッフの募集が始まっていました。計画名称は「(仮称)DIYホームセンター・ハンズマン松原店新築工事」で、労災保険関係成立票によると事業期間は2023年4月まで、となっていました。
西側から見た様子です。敷地の東端で鉄骨建方が始まっていました。
仕材館と思われる北側建物の様子です。重量物を取り扱う店舗なので、一般的な商業店舗に比べると鉄骨の太さが際立っています。
本館(と思われる)の様子です。屋上には棟屋看板の鉄骨が見て取れます。
南西側から見た本館の様子です。
南側から見た本館の様子です。
北東側から見た本館の様子です。資材館との間は、屋根付きの吹き抜け空間が広がる外売場になります。
南東側から見た資材館の様子です。
個人的にハンズマンのビジネスモデルに注目しており、検索データから見て関心度が高い「ハンズマン松原店」ですが、ネット上の情報はほとんどありません。この記事の本館、資材館、外売場などの配置は現地を取材して初めて解りました。今後も新情報が解り次第、逐一レポートして行きたいとい思います。
人海戦術アナログな対応ってすごいですね。
しかもセット品をバラ売りしてくれる!!
とても楽しみです。
2年前くらいからオープンを楽しみにしていますが、本来今頃既にオープンしてるはずだったのがコロナで後ろ倒しになったとかとどこかで読んだ気がします。すぐ南にムサシやビバホームもあって強力なホムセン激戦区(?)となりますね。超大型との事でどのような品ぞろえになるのかが楽しみです。早く行きたい。