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近鉄・大阪上本町駅リニューアル工事 3番線を撤去し新通路設置、2階バスターミナル改良を実施!現地の最新状況 24.03

近鉄不動産と近畿日本鉄道は、2025年大阪・関西万博に向け、交通結節点となる大阪上本町駅の利便性向上を目的とし、バスターミナル・駅等の整備を実施すると発表しました!

今回の計画では、大阪上本町駅2階バスターミナルの改良を行い近鉄大阪線ホームから2階バスターミナルへの動線が新たに整備されます。また、近鉄バスは、大阪・関西万博の開催期間中、大阪上本町駅と万博会場を結ぶ万博シャトルバスを運行し、夢洲へのアクセス向上を図ります。

【出典元】
大阪・関西万博会場へのアクセス向上に向けた取り組みについて

1:バスターミナルの改良



ターミナルビル2階のバスターミナルは、美装化を実施し、バス乗り場をアイランド型の3バースに増強され、万博シャトルバス、伊丹空港リムジンバス、貸切バスのりばとして運用します。

2:大阪線ホームから2階バスターミナルへの動線整備


出典:近畿日本鉄道 ※筆者加筆

大阪上本町駅1階の3番線を廃止し、同部分を新たに2階バスターミナルへの通路として整備します。新設通路と地上ホームとの間には新改札口を設け、分かりやすくアクセスの良い動線とします。また、シェラトン都ホテル大阪1階正面玄関付近に出入口を新設。新設通路への動線を整備します。

 

新設通路には、鉄道・バス情報などの案内機能、待合スペースやトイレ、1階と2階を結ぶ上下エスカレーターおよびエレベーターを整備。駅ホームやホテルからバスターミナルへのアクセス性が飛躍的に向上します。

 



今回の大阪上本町駅のバスターミナル・駅等の整備については「近鉄グループ中期経営計画2024」において「駅周辺再開発の推進」として位置づけられている重点施策の一環として実施されます。近鉄グループは引き続き、上本町ターミナルの機能向上に向けた検討を進める、としています。

2024年3月の様子


現地の様子です。近鉄は2024年3月16日ダイヤ変更を行い、同日から大阪上本町駅3番線の運用が終了しました。


電車が入ってこなくなった3番線の様子です。


発車標の様子です。3番線側の電源が落とされており、3番線が廃止された事を実感しました。



 


灯が消えた発車標を見ると、少しだだけセンチメンタルな気分になりました。


床面を見ると、リニューアル工事に向けて、仮囲いの位置が示されていました。

 


ホームの先端付近まで移動しました。


線路を見ると、簡素な車止め?が設置されていました。






リニューアル工事が始まると、ここが線路だった事も記憶の彼方に消え去ってしまうのでしょう。

 


最後は豪勢な駅設備を持つ大阪上本町駅地上ホームの様子です。リニューアル後はどんな姿になるのでしょうか?

1 COMMENT

アリー my dear

ここには以前、伊勢湾で採れた海産物を行商人が運ぶためのいわゆる『鮮魚列車』が到着していたのでしたね。もうその列車も廃止されて久しいですが…
これからの変化に注目しています。

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