近鉄不動産と近畿日本鉄道は、2025年大阪・関西万博に向け、交通結節点となる大阪上本町駅の利便性向上を目的とし、バスターミナル・駅等の整備を実施すると発表しました!
今回の計画では、大阪上本町駅2階バスターミナルの改良を行い近鉄大阪線ホームから2階バスターミナルへの動線が新たに整備されます。また、近鉄バスは、大阪・関西万博の開催期間中、大阪上本町駅と万博会場を結ぶ万博シャトルバスを運行し、夢洲へのアクセス向上を図ります。
【出典元】
→大阪・関西万博会場へのアクセス向上に向けた取り組みについて
1:バスターミナルの改良

ターミナルビル2階のバスターミナルは、美装化を実施し、バス乗り場をアイランド型の3バースに増強され、万博シャトルバス、伊丹空港リムジンバス、貸切バスのりばとして運用します。
2:大阪線ホームから2階バスターミナルへの動線整備

出典:近畿日本鉄道 ※筆者加筆
大阪上本町駅1階の3番線を廃止し、同部分を新たに2階バスターミナルへの通路として整備します。新設通路と地上ホームとの間には新改札口を設け、分かりやすくアクセスの良い動線とします。また、シェラトン都ホテル大阪1階正面玄関付近に出入口を新設。新設通路への動線を整備します。

今回の大阪上本町駅のバスターミナル・駅等の整備については「近鉄グループ中期経営計画2024」において「駅周辺再開発の推進」として位置づけられている重点施策の一環として実施されます。近鉄グループは引き続き、上本町ターミナルの機能向上に向けた検討を進める、としています。