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『淀川つつみ市ミナモ十三』駅近くの河川敷に約30件が集結する屋台エリアが誕生!大阪の新たな観光スポットを目指す【2025年4月下旬に一部先行開業】



大阪市淀川区の十三駅近くに新たな屋台エリア「淀川つつみ市 ミナモ十三」が2025年4月下旬に一部先行開業し、5月下旬には全面開業を迎える予定です。この新しい施設は、地域の活性化と交流促進を目指し、約30軒の屋台が集まる場所として、地元住民や観光客に新たな憩いの場を提供します。年間約30万人の来場を見込んでおり、地域の活性化に大きな役割を果たすことが期待されています。



「淀川つつみ市 ミナモ十三」の整備は、2023年5月に大阪市淀川区が募集した「淀川河川敷十三エリア」のにぎわいづくりと交流促進を目的とした事業から始まりました。株式会社RETOWNを代表企業とし、株式会社類設計室、株式会社OneOsakaリバークルーズといった企業が共同事業体を組み、大阪市と事業協定を結んで進められています。十三エリアの再開発が進む中、この施設は新たな交流拠点としての役割を果たすとされています。

 



 

 

施設は、十三駅近くの河川敷に位置し、夏には淀川花火大会を観ながら食事が楽しめる絶好のロケーションです。屋台エリアには、焼き鳥やおでんなどの地元料理を提供する約30軒の屋台が常設されるほか、各屋台には約33㎡の広さがあり、屋台内やテラスに計600席が設けられ、夜景を楽しみながら飲食が可能です。

 



また、手ぶらで訪れて高級肉などを楽しめるバーベキュー場も完備され、ドッグランも併設されており、ペット連れにも配慮しています。自然体験教室や多世代で楽しめる施設が整備され、子ども連れでも楽しめる内容となっています。淀川の生態系や歴史を学べる自然体験施設が整い、舟運やイベントスペースも設けられています。これにより、リバークルーズやさまざまなイベントが楽しめる場所として、地域の交流の場となることを目指しています。

 



周辺では、タワーマンション、商業施設、市立図書館の建設が進行中で、さらに阪急電鉄の新線計画があり、利便性が向上する見込みです。十三エリアは、古くから飲食店が軒を連ねているものの、子育て世代の定着が課題となっていたため、自然豊かな淀川河川敷を活用した施設として、ファミリー層の流入を目指しています。運営を担うRETOWNの松本篤社長は、「博多と並ぶ屋台の名所として、大阪の新たな観光スポットを目指したい」と意気込みを見せています。

また、出店者の募集は2025年1月20日より開始されており、ウェブサイトを通じて申し込むことができます。出店希望者向けには飲食未経験者でも挑戦できるスモールスタートプランが提供されており、出店のハードルを低く設定しています。「淀川つつみ市 ミナモ十三」は、地域の魅力を引き出し、多くの人々が集まる場所となることを目指しており、地域経済の活性化に貢献する施設として注目されています。

2 COMMENTS

三刀流

淀川の川風を受けて夏はいいですね。風物詩になりそうです。ただ、冬は厳しそうです。
30軒といわず、新大阪方面まで100軒以上並べてほしいですね。

よっさんdsnmb

屋台村で問題になりがちなのがトイレ問題。
今の時代に新たに整備するのだからキチンとトイレは整備されてはいるとは思いますが。
あと値段設定がどうかな。
東京の日本国中央政府のハッキリ言って失策に次ぐ失策で若い世代、子育て世代は可処分所得に余裕が無い(エンゲル係数が43年ぶりの高水準という酷さ)。
ちょっと子供を連れて散歩がてら晩飯でも、がなかなか出来ない世帯が日本各地で続出しているの状況ではお値段高めでは厳しい。

ではインバウンドを狙って、となると難波のように多種多様な魅力が多層かつ多重にある訳ではないから、なかなか厳しいように思います。

ちょっと厳しめな事を書きましたが、アイデアは良いしアクセスも悪くないので、なんとか成功して欲しいです。

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