キャピタランド・インベストメント・リミテッド(CLI)は、2025年2月4日付けのニュースリリースで、日本初のデータセンターを大阪で開発する計画を発表しました。投資額は7億米ドル(約1090億円)で、すでに用地を取得済みで50MWの電力供給を確保しています。
大阪は主要なクラウドサービスプロバイダーが拠点を構える重要なデータセンターハブで、大阪のデータセンターは、AI対応であり、サステナビリティを重視した設計が特徴です。設計、建設、認証は、LEED認証基準に従い、省エネソリューションを統合し、エネルギーと水の使用効率を高めます。
CLIのシニアエグゼクティブディレクターであるManohar Khiatani氏は、「日本は大きな成長が期待されるデータセンターマーケットであり、CLIのフォーカスマーケットの一つである日本におけるプレゼンスを強化することにもなります」と述べました。
キャピタランド・インベストメント・リミテッド(CLI)は、シンガポールに本社を置く世界的な不動産投資運用会社で、不動産、インフラ、データセンターなどのリアルアセットに投資し、グローバルなポートフォリオを有しています。CLIは、2021年以降、23のデータセンターを追加し、アジアとヨーロッパで27のデータセンターを展開。約800MWの電力供給能力と約60億シンガポールドルの資産を管理しています。