
南海本線・高師浜線(高石市)連続立体交差事業は、南海本線羽衣駅から高石駅周辺区間における道路交通の混雑緩和や踏切における事故や渋滞を解消するとともに、鉄道によって分断されていた市街地の機能が一本化され、魅力ある街づくりの実現に大きな役割を果たす高架化事業です。総事業費は約550億円です。

南海本線・高師浜線(高石市)連続立体交差事業の事業延長は約4.1km(南海本線3.1km・高師浜線1.0m)で、対象駅は羽衣駅・高石駅の2駅で途中13箇所の踏切が除却されます。事業年度は1997年度から2019年度ですが、工事の進展に伴い、2016年5月14日(土)の始発電車から下り線が高架線に切り替えられます。

今回は下り線の高架直前の高石駅の様子をご紹介します。高石駅(たかいしえき)は、大阪府高石市千代田一丁目に所在する南海本線の駅で、島式2面4線のホームを持つ橋上駅です。乗降人員は9,598人/日。現在、高架化工事が行われており、来月14日(土)から関西国際空港方面の下り線が高架に切り替えられる予定です。

現地の様子です。こちらは架設ホームですが2面4線の立派な駅施設となっています。

関西国際空港方面の様子です。下り線の高架橋が架設線にそって延々と伸びています。

反対側、難波方面の様子です。こちらが側も架設線にそって高架線が伸びています。

架設ホームから、工事中の高架ホームを見上げると、既に駅名票が取り付けられいる事が確認出来ました。

撮影ポイントを変えて、橋上駅舎から見た、難波方面の高架橋の様子です。

同じく橋上駅舎から見た関西国際空港方面の様子です。下り線の高架ホームの建設工事はかなり進んでいる事が解りました。

高架化工事が進む南海本線ー高石駅付近。高架ホームへの切り替え後に取材したいと思います。
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