JR西日本は2023年2月20日付けのニュースリリースで、軽量化した新型ホームドア(改良型可動式ホーム柵)を導入すると発表しました!
改良型可動式ホーム柵は、JR西日本とJR西日本テクシア、ナブテスコが共同開発したもので、安全機能を維持しながら構造を見直し軽量化することで、重量を従来の3分の2に削減。開口部を設け風荷重を低減することで、受風面積も従来の約3分の2に削減しました。れにより、ホーム補強を迅速化、工期の短縮・工事費用の圧縮を実現し、ホーム上の安全性向上促進につなげて行きます。【出展元】
→JR西日本>改良型可動式ホーム柵の導入について
新型ホームドア(改良型可動式ホーム柵)の概要です。全体的に簡素化されており、重量、設置費用ともに従来型の2/3程度に抑える事ができます。
2024年9月の様子
現地の様子です。西九条駅の新型ホームドア(改良型可動式ホーム柵)は、2024年6月28日から1番のりば(外回り)、9月28日から4番のりば(内回り)の使用が始まりました。
1番のりばに設置された、新型ホームドア(改良型可動式ホーム柵)の様子です。
西九条駅のホームドアは、高さ:約1.3m、最大開口:約3.5m、柵延長:約160mとなっています。
可動部の様子です。最大開口:約3.5mの広さがあります。
電車が止まるとこんな感じです。
西九条駅のホームドアは、弁天町駅に設置されたモノと同じタイプで、従来型よりも、かなり簡素化されています。
4番のりば(内回り)側の様子です。
ホームを見通した様子です。駅中央にある2・3番乗り場は、ホームドア未設置となっています。
大阪駅側を見た様子です。
2・3番線を見ると、ホームドア設置の準備工事が行われてました!
準備工事の段階ですが、従来型のホームドアよりも設置がラクな事が感じられますね。
最後は1.2番線を見通した様子です。簡素化された新型ホームドア(改良型可動式ホーム柵)は、従来型よりも圧迫感が無いので、両側に設置しても狭苦しい感じには、ならなさそうです。