大阪モノレール延伸事業は、門真市駅~門真南~~瓜生堂駅までの約8.9kmを建設し、途中4駅を設けるモノレールの延伸計画です。
大阪都心部から放射状に形成された鉄道と環状方向に新たに4路線と結節し、 営業区間と合わせて10路線と接続されます。その結果、広域的鉄道ネットワーク機能の強化が図れ、延伸沿線地域の活性化にも寄与する事業です。2019年4月に着工しており、2029年の開業をめざしています。
【出展元】→大阪モノレールの延伸について

延伸計画の事業主体はインフラ部が大阪府、インフラ外部が大阪高速鉄道(株)で総事業費は1050億円。このうち、インフラ部分については国が407億円、大阪府や東大阪市などの自治体が333億円を負担、車両などのインフラ以外の部分については大阪高速鉄道(OKT)が310億円負担する計画です。延伸区間の需要予測は1日3万7000人(全区間1日14万人)となっています。
延伸区間に設置される4駅のイメージ図
門真南駅の完成イメージです。同駅では、大阪メトロ長堀鶴見緑地線の「門真南駅」と乗り換え可能です。門真市駅から南に2.6km、所要時間は約5分です。駅舎は近畿自動車道と第二京阪道路の結節点「門真JCT」の高架下に設けられます。
鴻池新田駅の完成イメージです。同駅ではJR学研都市線の鴻池新田駅と乗り換えが可能ですが、両駅は数百メートル離れており、乗り換え利便性は他駅に劣ります。駅前ロータリーが設けられる様です。門真南駅から約1.9km、約3分です。
荒本駅の完成イメージです。同駅では近鉄けいはんな線(大阪メトロ中央線)の荒本駅と乗り換えが可能です。乗り換え利便性を高める為に、大きく東側に蛇行して大阪府立中央図書館前に駅が設置されます。鴻池新田駅から約2.4km、所要時間は約5分です。
延伸区間の終点(仮称)瓜破堂駅の完成イメージです。同駅では、モノレール延伸事業に合わせて設置される近鉄奈良線の新駅と接続されます。荒本駅からは約2.0km、所要時間は約4分です。






