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JR鶴橋駅ー環状線ホームの可動式ホーム柵(ホームドア)設置工事の状況 21.01



環状線では乗り入れ車両の3ドア化が完了し、主要駅でホームドアの設置工事が行われています。JR西日本は2020年11月2日付けのニュースリリースで、大阪環状線の鶴橋駅1番のりば(内回り)で設置を進めている可動式ホーム柵(ホームドア)について、11月13日(金)から使用を開始すると発表しました。設置されるホームドアは、高さは約1.3m、長さは約160m、最大開口幅は約3.6mです。

また、JR鶴橋駅では、2番のりば(外回り)でも設置工事が行われており、2020年度内の使用開始を目指しています。

 

(1)設置箇所
大阪環状線 鶴橋駅 1番のりば・2番のりば

 

(2)諸元
・高さ:約1.3m
・最大開口:約3.6m
・柵延長:1のりば当たり約160m (8両編成に対応)

 

3)使用開始時期(予定)
 2020年度

 

2021年1月の様子

 


現地の様子です。前回の撮影が2020年12月だったので、約1ヶ月振りの取材です。

 

 

 


2020年11月13日(金)から使用を開始した内回りホーム(京橋・大阪方面)に続いて、2021年1月16日に外回りホーム(天王寺方面)にもホームドアユニットが設置されました!使用開始はまだですが、ホーム上の印象がかなり変わりました。

 

 

 


近鉄との乗り換え改札前付近の様子です。見慣れた場所に設置されたホームドアユニットが新鮮です。

 

 

 


停車中の電車との位置関係はこんな感じです。開口部の広さが際立っています。

 

 

 


ホームドアユニットを近くで見た様子です。

 

 


開口部の様子です。床面の嵩上げはこれから行われます。

 

 


ピクトグラムはこんな感じです。

 

 

 

 


反対側の内回りホームから見た様子です。

 

 

 


反対側から見た様子です。ロッテリアが写っているので位置が解ってもらえると思います。

 

 

 


ホームドアユニットを反対側から見た様子です。

 

 

 


最後は外回りホームを見通した様子です。

 

 

2020年12月の様子


現地の様子です。内回りホーム(京橋・大阪方面行き)のホームドアの供用が始まりました!

 


線路側から見たホームドアの開口部の様子です。

 


操作部の様子です。ユニット側に黄色・青色・赤色の塗り分けがありますが、これは運転士が停止位置を確認するための役割があります。車両側の運転台付近の側面窓にはられた赤いテープと、ホームドアの赤いラインが重なるように停止すると、停止位置ピッタリとなります。また、黄色を外れてしまうとセンサーは反応しません。

 

 

 


操作部の様子です。ドアの開閉は停車時はセンサーにより自動で開きますが、発車時の閉扉やその他手動で開扉する必要があるときのためにスイッチが設置されています。

 

 

 


センサーのアップです。

 

 

 


撮影ポイントを変えて、天王寺側から見た様子です。

 



さらに撮影ポイントを変えて、今度は内回りホームの様子です。ホームドアが設置され一気に近代的なイメージになりました。

 

 

 


開口部を見た様子です。開口幅は最大約3.6mもあります。

 

 

 



可動部をアップで見た様子です。ホームドアも設置箇所が増え量産化が進むにつれ無駄がそぎ落とされていく様に感じます。

 

 



電車が入るとこんな感じです。一度ホームドアがある状態を体感すると、ホームドアが無いと少し怖く感じる様になりました。

 



電車が停車するとこんな感じです。開口部の幅が如何に広いか良く解ります。定位置停止装置(TASC:Train Automatic Stop-position Controller)が未導入のマニュアル運用なので、停車位置にバッファを持たせる為に幅が広く取られています。

 

 


TASCが導入された大阪メトロ千日前線のホームドアと見比べると差は一目瞭然ですね。

 

 

 

 

 



JR鶴橋駅のホームは混雑対策でホーム幅がメチャクチャ広いので、ホームドアを設置しても余裕綽々です。

 

 


反対から見た様子です。

 

 


最後はズームレンズで圧縮したホームドアの様子です。光と影の連続した眺めが面白いです。

 

 

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5 COMMENTS

ロング

ぽんさん>

ご指摘頂きましてありがとうございました。
お寄せ頂いた情報をもとに記事を訂正しましたのでご確認ください<(_ _)>

ぽん

はじめまして、いつも見させていただいています。
JR西日本のホーム柵における黄色、青色、赤色の塗り分け部分ですが、これは運転士が停止位置を確認するための役割があり、センサーに直接関係はありません。車両側の、主に運転台付近の側面窓に赤いテープが貼られており、そのテープとホーム柵の赤いラインが重なるように停止すると、停止位置ピッタリを現し、黄色を外れてしまうとセンサーは反応しません。また、開閉について、停車時はセンサーにより自動で開きます。発車時の閉扉や、その他手動で開扉する必要があるときのためにスイッチが設置されています。

アリー my dear

いよいよ鶴橋駅にも可動式ホーム柵が設置されるんですね!
乗り換え旅客が非常に多い駅ですから、このときを待ってました。

七味

鶴橋も千日前通りから北側の部分とか心もとないですけどねぇ。

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