近鉄の旅客案内表示装置は、現在でもソラリー(反転フラップ式案内表示機)通称パタパタが各駅で活躍していますが、近年は徐々にLCD(液晶モニタ)への置き換えが進んでおり、その数を減らしつつあります。パタパタが活躍してきた大阪線の五位堂駅ですが、ついに改札内コンコースの旅客案内表示装置がLCDに更新されました!
こちらが新たに設置されたLCDタイプの発車標です。星光製で、固定型の案内サインとLCDが組み合わさったデザイン製の高い表示機です。
真正面から見た様子です。
真横から見た様子です。
斜めから見た様子です。写真奥の黒いパネルの箇所にソラリー(パタパタ)がありました。
役目を終えたソラリーの様子です。取り急ぎ黒色の目隠しパネルで覆っただけの応急処置。何れは撤去されると思います。
改札階のパタパタはLCDに更新されましたが、ホーム上のパタパタはまだ稼働しています。
しかし、よく見るとLCD表示機を設置する準備工事が行われていました。
ホーム上のパタパタも近日中にLCDに更新されると思われます。
ついにソラリー(反転フラップ式案内表示機)がLCDに更新された五位堂駅。パタパタパタパタ・・・という音がいまにも聞こえてきそうですが、あっという間に過去のものになりました。さみしい気持ちがありますが、新型のLCD表示機は、やはり見やすいですね。
このパタパタ式の表示機、最近はめっきりと数を減らして絶滅危惧種のようになりましたね。今や貴重な存在。