JR広島駅北口の『二葉の里地区2街区』の新情報です。広島市は都市計画(地区計画)の変更に係る原案の縦覧を開始し、変更される「広島駅新幹線口周辺地区のうち、 C地区の一部において、新たに開発計画が具体化し、建築計画に関する企画提案書が提出され、その内容が「運用方針」に適合していることから、当敷地の容積率の最高限度を変更するなどの地区計画の変更を行う事になりました。
都市計画(地区計画)の原案が掲載されている広島市のWebサイトに、施設建物計画図が参考として掲載されており、新ビルの完成イメージパースが初めて公開されました。
【出展元】 →都市計画(地区計画)の原案の縦覧について – 広島市公式ホームページ|国際平和文化都市 (hiroshima.lg.jp)
高層棟は地上33階建て、最高高さ128.5m
住友不動産が手掛ける高層棟は、地上33階建て、最高高さ128.5mのタワーマンションになります。
公開された完成イメージです。
広島駅周辺に新たな超高層ビルが誕生する事になりました。
オフィス棟:地上10階建て、最高高さ51.3m
大和ハウス工業が手掛けるオフィス棟は、地上10階建て、最高高さ51.3mとなります。
公開された完成イメージパースです。
オフィスビルらしい重厚感と高級感が感じられる外観デザインとなっています。
敷地内には立体駐車場棟が建設されます。
これまでの経緯
広島駅前で、また新たな再開発計画が浮上しました!
中国新聞デジタルが伝える所によると、住友不動産が、スウェーデン家具大手の日本法人イケア・ジャパンから取得したJR広島駅北口の二葉の里地区の旧国有地に、マンションやホテル、温浴施設などが入る34階建てのビルを建てる計画を進めているとの事です。また、同敷地内に大和ハウス工業が10階建てのオフィスを整備する方針で2027年の完成を目指しているとの事です。
※大明神さんから情報を頂きました、ありがとうございました!イケア跡地、マンションや温浴施設の34階ビル計画 広島駅北|中国新聞デジタル https://t.co/P8ysMLXdps
— ロング@再都市化 (@saitoshika_west) August 30, 2022
計画地は、広島駅北口・二葉の里地区2街区の土地約1.9haで、2013年6月にイケア(IKEA)が取得しましたが、長らく開発が進んでいませんでした。IKEAは市場環境の変化から駅前出店を断念、2021年10月に出店予定地を住友不動産に売却しました。
住友不動産は素早く事業化を進めており、今後は一気に開発が進む可能性があります。新ビルは、タワーマンション、ホテル、温浴施設で構成された複合タワーになりす。規模感は違いますが、同じ住友不動産が手掛けた複合タワー「大阪梅田ガーデン」に似たイメージになるのではないでしょうか?大阪梅田ガーデンには、分譲マンション、ホテルヴィラフォンテーヌグランド大阪梅田、少しばかりの商業施設で構成されており、二葉の里地区2街区の複合タワーの参考事例になりそうです。
現地MAP
2022年12月末の様子
現地の様子です。現時点では開発概要は発表されていませんが、将来の大変化にに向けて撮影してきました!
西側から見た様子です。敷地面積は約1.9haほどあるので、かなり広いです。
北側から見た様子です。
よく見るとコインパーキングの真ん中付近で、再開発のフラグとも言える「ボーリング調査」が行われていました!
敷地の所々に敷かれている黒のシートは雑草を防ぐ「防草シート」です。
最後は東側から見た様子です。二葉の里地区2街区は敷地面積が、かなり広いので大規模な開発が期待できそうです。
先日のアパのタワーホテルに続く、広島の高層ビル新規計画ですね♪