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グラングリーン大阪(うめきた2期)南街区・分譲棟(タワーマンション) 建設工事の最新状況 24.04 ついに『建築計画のお知らせ』が掲示される!


グラングリーン大阪(うめきた2期地区開発プロジェクト)は、大阪駅北側の北ヤード(旧梅田貨物駅)跡地を利用した約17haの再開発事業で、総貸室面積約11.3万㎡のオフィス、3つのホテル、2棟のタワーマンション、4.5万㎡の都市公園で構成された大規模複合開発計画です。

北ヤードの1期開発として「グランフロント大阪」が2013年に開業しましたが、「グラングリーン大阪」はそれに続く2期開発計画として2024年夏頃から段階的に街開きを計画。街区の中心に都市公園を設けた、緑を中心とした開発計画となっています。

【出展元】
「(仮称)うめきた2期地区開発事業」のプロジェクト名称を 「グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)」に決定
うめきた2期地区開発プロジェクト
「(仮称)うめきた 2 期地区開発事業」工事着手
「(仮称)うめきた 2 期地区開発事業」始動
うめきた2期地区北街区開発事業 うめきた2期地区南街区開発事業 環境影響評価準備書
株式会社ゼア
 



グラングリーン大阪では、複数の超高層ビルに加えて都市公園や駅前広場が新設されるなど、多数の建設工事が同時に進行しています。

こちらの記事では「南街区・分譲棟(タワーマンション)」の計画概要や現地レポートを纏めています。

南街区・分譲棟(タワーマンション)



南街区分譲棟は、RC造、地上47階建て、高さ184m、延床面積:87,685.20㎡、総戸数約600戸のタワーマンションです。設計は竹中工務店が担当、施工者は未定、2024年03月中旬に着工し2028年07月下旬に竣工する予定です。南街区分譲棟は、グラングリーン大阪の他のビルや東海道支線の地下化や、その後に行われる道路などのインフラ整備の兼ね合いから、少し遅れて着工、竣工する計画となっています。

 

計画概要


計画名称:(仮称)グラングリーン大阪(うめきた2期地区開発事業)南街区・分譲棟
所在地:大阪市北区大深町1番39の一部(大阪駅北大深西地区 土地区画整理事業区域内)
構造:RC造
階数:地上47階、塔屋2階
高さ:184.00m
主用途:共同住宅(分譲)
総戸数:約600戸
敷地面積:5,174.47㎡
建築面積:2,683.20㎡
延床面積:87,685.20㎡
容積対象面積:56,919.17㎡
建築主:積水ハウス、三菱地所レジデンス、大阪ガス都市開発、オリックス不動産、関電不動産開発、竹中工務店、阪急電鉄、うめきた開発特定目的会社
設計者:竹中工務店
施工者:未定
着工:2024年03月中旬(予定)
竣工:2028年07月下旬(予定)

立面図・配置図


建築計画のお知らせに掲載されていた立面図です。北街区・分譲棟とはデザインが異なり、周囲を取り囲むオフィスビル群に調和する、スマートなデザインとなっています。


建築計画のお知らせに掲載されいた「配置図」です。

2024年4月の様子


現地の様子です。前回の取材が2024年3月だったので、約1ヶ月振りの撮影です。

 


建築計画のお知らせでは、2024年03月中旬の着工予定となっていますが、まだ事業者から発表がありません。


今回の変化点とて大きいのが、この詰め所。新ビルの建設工事に支障しない様に、敷地西側に新設されました。


計画地を南西側から見た様子です。

 


北西側から見た様子です。


撮影ポイントを変えて、明治安田生命梅田ビルから見た様子です。


最後は引き気味で見た計画地周辺の様子です。

2024年3月の様子



現地の様子です。前回の取材が2024年2月だったので、約1ヶ月ぶりの撮影です。2月に「建築計画のお知らせ」が掲示されましたが、今回取材してみるとグラングリーン大阪の工事を支えてきた巨大な詰め所が姿を消していました。

 



明治安田生命梅田ビルから見た現地の様子です。詰め所が無くなり更地になりました。いよいよグランフロント大阪最後のビルの建設工事が始まります。



少し引き組で見た様子です。グランフロント大阪の外苑部に空き地が増えており、周辺エリアに再開発の波が広がりつつあります。


最後は引き気味で見た、計画l地周辺の様子です。

2024年2月の様子


現地の様子です。前回の取材が2023年10月だったので、約4ヶ月振りの撮影です。
X(旧Twitter)で「建築計画のお知らせが掲示された」との情報を見て、奈良の自宅からクルマをすっ飛ばして、現地を撮影してきました!



南街区・分譲棟は、JR東海道支線の地下化が終わらないと、本格的な工事に取りかかれないので、他の工区よりも遅れて着工する計画です。


長らく動きがありませんでしたが、巨大な詰め所が解体されていました!!


そして、ついに「建築計画のお知らせ」が掲示され、秘密のベールに包まれていた南街区・分譲棟の計画概要が判明しました!新ビルは、地上47階、高さ184m、延床面積87,685.20㎡の規模で、高層部はガラスカーテンウォールをまとったオフィスビルの様な外観になります。

 


計画地を西側から見た様子です。



南街区・分譲棟は2024年3月に着工する予定です。グラングリーン大阪の建設工事はピークを過ぎつつありますが、最後のピースを埋める「南街区・分譲棟」がいよいよ始動します。

2023年10月の様子


現地の様子です。前回の取材が2023年7月だったので、約3ヶ月振りの撮影です。



計画地付近の様子です。大阪駅地下ホーム(うめきた新駅)が開業し、東海道支線が地下化されたため、線路の撤去が行われています。

 


アップで見た様です。線路の撤去が進み、敷地がかなり広がった様に見えました(線路跡はタワマンの敷地ではありませんが)


撮影ポイントを変えて、西側から見た様子です。

 


最後は、引き気味で見た、計画地付近の様子です。

 

2023年7月の様子


現地の様子です。前回の撮影が2023年6月だったので、約1ヶ月振りの取材です。


アップで見た様子です。まだ未着工なので特に変化点はみられません。


計画地を南側から見た様子です。


西側から見た様子です。南街区・分譲棟(タワーマンション)は周辺を高層ビルに取り囲まれた立地になります。


西側から見た様子です。


最後は北側から計画地周辺を見た現地の様子です。

2023年6月の様子


現地の様子です。前回の撮影が2023年4月だったので、約2ヶ月振りの取材です。

 



南側から見た様子です。前回の取材からあまり変化が見られませんでしたが、地下線に切り替えられた貨物線の線路の撤去が進んでいました。

 



南東側から見た様子です。巨大な詰め所や搬入口があるので、グラングリーン大阪の他の施設が出来上がってからの着工となります。

 

 


最後は西側から見た様子です。高層ビルが密集する中に、地上51階、高さ約185mの超高層タワーマンションが建設されます。

 

 

2023年4月の様子


現地の様子です。前回の撮影が2023年2月だったので、約2ヶ月振りの取材です。

 



南東側から見た様子です。巨大な詰め所や搬入口があるので、グラングリーン大阪の他の施設が出来上がってからの着工となります。

 


最後は西側から見た、計画地付近の様子です。

 

2023年2月の様子


計画地付近の様子です。本体工事は未着手の状態で、工事車両用の道路や詰め所などが置かれています。他の工区が出来上がってから、このあたりに南街区・分譲棟が建設されます。

 

さらに過去の様子はこちら

うめきた2期地区開発事業 建設工事の最新状況 22.11【2024年夏ごろ先行街開き】

6 COMMENTS

アリー my dear

本日より、もと東海道支線の西梅田第一踏切跡から南側の車道が、なにわ筋線工事のため通行止めになりました。2028年3月末までの予定です(現地のお知らせ看板)。

七味

私はタワマンより予定地南の交差点がどんな感じになるのかが気になって仕方ありませんw

さんたん

ふるさん
なるほど分かりました。かつての梅田貨物線が通っていた所の西側の場所ですね。この島状の敷地は最近更地化が進んでるように思いますが、どうなるんでしょうかね?計画を見ると、グラングリーンとの間にも道路が作られて、一体化しないようなのですが。
ただ、梅田出口西側の所もこちらもおそらく高層ビルにはならないでしょうね。特に梅田出口西側はすぐ下を鉄道が通っているので無理でしょう。

ふる

さんたんさん、私の説明不足ですみません。
私が言いたかったのは2023年6月の様子の1枚目の写真の左中央に写っている解体現場の事です。
さんたんさんの仰っているその跡地もどうなるのか気になりますね。

さんたん

ふるさん
梅田出口の西側にあった日通の営業所解体に関しては、梅田貨物線地下化に関連したものだったと思いますが。

ふる

日通の営業所が解体されていますね、ここもなにか開発されるのですかね。

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