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全国初!みなと緑地PPP国内第一号案件、神戸・新港第二突堤の南端に『小さな丘の様な屋上庭園』を備えた新施設が誕生!


「神戸アリーナプロジェクト」の運営会社である株式会社One Bright KOBEは、2024年2月8日付けのニュースリリースで、第二突堤内の「GLION ARENA KOBE」周辺空間(港湾緑地)の活用計画が「港湾環境整備計画制度(みなと緑地 PPP)」の国内第一号案件として認定されたと発表しました!

みなと緑地 PPPは、国土交通省が202212月に創設した、港湾緑地等において官民連携によるみなとの賑わい空間を創出するための制度です。今回の計画は、アリーナとアリーナ周辺の港湾緑地を一体運営することで、日常的なにぎわいを創出する神戸の新たな魅力づくり(まちづくり)に取りくむものです。本制度を用いて官民連携でみなとのにぎわい空間を創出する日本初の事例として、神戸ウォーターフロントに世界でも類を見ない海沿いの新たなスポットが誕生します。

「港湾環境整備計画制度(みなと緑地 PPP)」とは?

国土交通省が202212月に創設した、港湾緑地等において官民連携によるみなとの賑わい空間を創出するための制度。緑地等の老朽化、陳腐化が進展する中、財政制約から公共による更新投資には限界がある。一方、民間能力を活用して魅力ある賑わい空間としたいニーズが顕在化しているが、既存制度では民間投資を呼びこむための環境が不十分な状況。

 

そこで、港湾緑地等において、収益施設(カフェ等)の整備と、当該施設から得られる収益を還元して緑地等のリニューアル等を行う民間事業者に対し、緑地等の行政財産の貸付を可能とする認定制度を創設し、民間活用の更なる推進により、 水際線を生かした質の高い賑わい空間を創出する事になった。

【出典元】
「神戸アリーナプロジェクト」運営会社One Bright KOBEが国内初・港湾緑地の管理とにぎわい創出について「港湾環境整備計画」の認定を受ける
全国初、神戸港においてみなと緑地PPPを活用した官民連携が始動!~本日、港湾環境整備計画制度の1号案件が認定されました~
みなと緑地PPP(港湾環境整備計画制度)

 

第二突堤先端には、兵庫県出身の畑友洋氏と共に、「Regeneration(再生)」をテーマに、新たな建築物を計画。「Open (広場性)」「View(眺望性)」「Green(緑化)」「Symbolic(モニュメント性)」の 4つの軸を念頭に、神戸ならではの海と山が身近に感じられるランドマークエリアとなるよう設計されます。

 


建築物の屋根上は開放感のある観覧席にもなり、建物内には飲食店や共用スペースを併設。アリーナのみでなく屋外においてもイベント開催を予定し、365日日常的ににぎわいが生まれる新たなパークエリアの創出を目指します。

 


第二突堤の先端に、緑の丘のような建築を計画。屋根上の緑あふれる丘は、パノラマに広がる海が一望できる、屋外劇場のような開かれた場所になります。丘に登れば六甲山系の山並みを一望でき、神戸の海と山の風景を直結し、神戸ならではの雄大な魅力を感じることのできる新しい海辺の拠点になることを目指しています。

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