富山駅付近連続立体交差事業は北陸新幹線建設工事に伴い富山駅付近を高架にする連続立体化事業です。以前から追跡取材を続けてきた富山駅の高架化事業ですが、2015年に完了した上り線に続き、2019年3月4日から下り線が高架化され新ホームの供用が始まりました!この事業が全て完成すると、北陸本線・高山線の約1.8km、富山地方鉄道本線の約 1.0kmが高架化されます。
【概要】
1、対象路線:JR北陸本線・高山本線/富山地方鉄道本線
2、事業延長:JR線 約1.8km,富山地方鉄道線 約 1.0km
3、事業期間:平成17年度~平成28年度
4、事業費:約250億円
【引用元】
→富山県:富山駅付近連続立体交差事業について
【過去記事】
→富山駅付近連続立体交差事業ー高架化された「あいの風とやま鉄道線」上り線とJR高山本線の状況
→富山駅付近連続立体交差事業ーついに開業した北陸新幹線富山駅!
→富山駅付近連続立体交差事業ー新設計された中央コンコースは天井が高くて開放的!
→富山駅付近連続立体交差事業ー北陸新幹線高架下に乗入れた富山地鉄市内電車
→富山駅付近連続立体交差事業ー南口駅前広場の状況 15.09
→富山駅付近連続立体交差事業 14.12
→富山駅付近連続立体交差事業 14.08
→富山駅付近連続立体交差事業 14.04
→富山駅付近連続立体交差事業 13.05
→富山駅付近連続立体交差事業 12.09
→富山駅付近連続立体交差事業 12.02
→富山駅付近連続立体交差事業 11.02
→富山駅付近連続立体交差事業 10.12
→富山駅付近連続立体交差事業 10.05
富山駅の高架化工事は上の図の様な工程で工事が行われました。3月にステップ「5」の北陸本線下り線が高架化され、全ての線路の高架化が完成しました。引き続き、北口交通広場の再整備とポートラム・市内電車の南北直通に向けて工事が行われます。
それでは北陸本線下り線が高架化された富山駅の様子を見てゆきましょう!ポートラムが発着する北口から順番にご紹介してゆきます。
※一部の写真は逆光を避ける為に夜間に撮影しました。また、記事をわかりやすくする為に写真の時系列がバラバラですが、ご了承ください
北口側から見た南北自由通路の様子です。奥に新幹線側のコンコースが見えています
新幹線コンコースと在来線コンコースは驚くほど近いです。いままで細長い地下道を延々を歩く必要がありましたが、在来線の全てが高架化された事で「あっと言う間」に北口→南口に行く事が出来ます。これは革命的なインパクトがあると思いました。
続いて共用が始まった在来線コンコースの様子を見てゆきます。もう以前のいピンクの駅舎が思い出せないぐらいの変貌ぶりです。
改札口付近の様子です。ICカードに対応していますが、フルスペックの自動化改札機は1通路のみで、有人改札を併用する不思議なフォーメーションで驚きました。
入場専用のICカードリーダーの様子です。
発車標の様子です。LCD(液晶モニタ)で中々見やすいです。
反対側はデジタルサイネージとなっていました。
そして!こちらが改札内コンコースの様子です。改札内はさらに劇的な変化です。新幹線側に負けない豪華な作りです。
もう少し奥側の様子です。
コンコース内にある4本の柱には「カニ」「風の盆」「雷鳥」「チューリップ」をモチーフにしたイラストが描かれています。
改札内コンコースを真横から見た様子です。
ホームに向かうエスカレーターの様子です。
高架化された在来線富山駅は、想像以上の美しさと豪華さで驚きました。富山県が威信をかけて整備した感がひしひしが伝わってきます。次回は高架化された下り線ホームの様子をご紹介したいと思います。
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ちびハイカー様>
ご指摘頂きありがとうございます。
記事本文を訂正しましたのご確認下さいm(_ _)m
リード文の中に
「富山地方鉄道本線の約 1.0kmが高架化されました。」ってありますけど、
ここは、これから着工ですよね?
富山市の都心部って前に話題になった綺麗なスタバがあるところでしたっけ?
あそこの美術館も開放的で綺麗なつくりでしたし、地方都市だからと侮れないセンスがあるように思います。