
大丸京都店は 1912 年に現在の地に、四条烏丸に出店し2012年に100年が経過しました。そんな歴史のある大丸京都店(きょうとみせ)ですが、半世紀ぶりに外装のリニューアル工事が行われ、外観イメージが一新されていました!
【出典元】
→J.フロントリテイリング>10 月 8 日(水) 外装リニューアルオープン(PDF)
【過去記事】
→大丸京都店の外壁が半世紀振りにリニューアル、心斎橋店をモチーフに神戸・札幌店のネオ・クラッシックデザインを継承!

大丸京都店の外壁リニューアルは、伝統や歴史的様式を取り入れ現代的に再構築、現存するウィリアム・メレル・ヴォーリズのデザインモチーフを一部参照し、四条通りの街並みに調和した、安心感のあるクラッシックデザインをモダン化したデザインとなりました。
古典主義建築の定石であるファサード表現(3 層構成)を踏襲し、くじゃくのブロンズ像を中心に東西のタワー形状・対称性(シンメトリー)を強調した外観は、格式ある普遍的な美しさをかもし出しています。また、看板についても京都市景観条例に基づき建物に沿うデザインに変更するなど、古都の街並みにしっくり溶け込むよう工夫されています。
下層階:大理石(ベース)
中層階:レンガタイル(ボディ)
上層階:塗り壁(クラウン)

大丸のシンボルである「くじゃく」のブロンズ像です。

地上 15.5 メートルの壁面はデジタルサイネージ(縦 1.2 メートル 横 6.7 メートル)が設置されました。

エントランス付近も百貨店らしい高級感が上手く演出されています。

完成した、大丸京都店の外壁リニューアル工事。以前のオフィスビルの様な外観から、四条通りの街並みに調和した、安心感のあるクラッシックデザインをモダン化したデザインに大変身を遂げました。

