JR大和路線-法隆寺駅


法隆寺駅は世界遺産「法隆寺」の名を冠したJR大和路線の駅です。平成19年3月に橋上駅舎化されました。








この新しい法隆寺駅は、斑鳩らしいデザインと五重塔に代表される屋根の重なりの連続性や斑鳩の里の民家にみられる「入母屋風」の勾配屋根などをイメージしてデザインしています。








階段状の瓦屋根がいい味を出しています。


  


 



じっくり見て回ってるみと「寺」と言うよりも「城」、それも天守閣に見えてきました。。。


 


 



橋上駅車の内装は寺院の「回廊」をイメージしているそうです。あくまでフェイクですが、それらしい配色とデザインになっています。以前ご紹介した嵯峨嵐山駅の内装に似た雰囲気を感じました。


  


 



改札口の様子です。自動改札機は5通路、バー有りの旧型でした。

 


 


 


 



ホームの様子です。以前の法隆寺駅を知っている方が見たら「どこやねん!」と叫ぶぐらい変貌しました。以前の配線は国鉄的な「2面3線」でしたが、橋上駅化に伴い使用頻度が低かった「2番線」を本線として再整備、その後「3番線」を撤去し「2面2線」の配線になりました。






この法隆寺駅があるJR大和路線ですが、近年、木津、奈良、大和郡山、大和小泉、法隆寺、柏原、久宝寺駅の駅舎が更新され、南アーバン線区の中では、かなり駅設備の整備が進んでいると思います。今回取材した法隆寺駅は世界遺産の玄関口として相応しい駅に生まれ変わったと思いました。