
大阪市は誘致を目指す2025年の万博を目処に御堂筋側道の全面歩道化を目指しています。今回は道頓堀橋北詰から難波西口交差点付近の約0.4キロメートル(道頓堀橋南詰から難波交差点間の東側側道)の区間で、側道の一部を閉鎖して歩行者や自転車専用道とする社会実験が2018年10月9日始まりました。交通渋滞や荷さばきへの影響などが調べられます。
【出典元】
→御堂筋で側道の歩行者空間化に向けた社会実験を実施します
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今回の社会実験の区間は上記図の通りです。南行き一方通行の6車線(本線4車線、側道2車線)のうち、東側の側道が22日まで終日閉鎖されます。大阪市は2020年までにこの区間の側道廃止を目指す、としています。

側道の歩道化の概念図です。

御堂筋の側道の歩道化については、先行して「千日前通以南(難波交差点~難波西口交差点間)の東側街区」がモデル事業として整備済です。
側道を閉鎖し、自転車走行空間を設置し、歩行者通行空間も本線側に拡張されまさした。今回の提言は、万博の大阪招致を見据えて、御堂筋の側道を全面的に歩道化する内容となっています。
側道を閉鎖し、自転車走行空間を設置し、歩行者通行空間も本線側に拡張されまさした。今回の提言は、万博の大阪招致を見据えて、御堂筋の側道を全面的に歩道化する内容となっています。
今回の社会実験区間の様子です。ごらんの通り側道が閉鎖され歩行者・自転車に開放されていました。

ただ、社会実験がはじまったばかりなので、側道を通る人は疎らななんじでした。

大阪メトロの入り口を側道からながめるのは不思議な感じでした。

こちらは歩行者でごった返す心斎橋筋の様子です。もはや危険すら感じるレベルで人が密集しています。この大混雑を見ると御堂筋歩道を拡張した上で、そちらに誘導したくなりますね。

今回の社会実験の区間は、予定通りに2020年を目処に歩道化されると思います。ただ社会実験区間の影響で車道の混雑がどの程度になるのか?が気になる所ですね。



