御堂筋線ー心斎橋駅グランドリニューアル工事の状況 19.01



 

OsakaMetro(大阪メトロ)は、2018年12月20日に、地下空間の大規模改革及び 夢洲開発への参画について、の発表を行いました。駅のリニューアルについては、以前のニュースリリースで、御堂筋線9駅、中央線6駅のリニューアルを2024年度までに完了すると発表していましたが、各駅のリニューアル後の姿が、より具体的になってきました。上のパースは心斎橋駅の様子すです。コンセプトは「テキスタイル」。このパースが発表された時は「趣味が悪い」と大炎上し、公式サイトが「よりよい方向に検討」と修正コメントを出すほどでした。現地では現在進行系でリニューアル工事が進んでいます。完成後の姿は上のパースの様にはならないと思います。

 

【2024年度完成予定】OsakaMetro(大阪メトロ)が地下空間の大規模改革を発表。駅のリニューアルコンセプトは「多様性」!



Osaka Metro(大阪メトロ)が御堂筋線9駅、中央線6駅のリニューアルを2024年度までに完了すると発表、投資額は200億円!



 

 

 


心斎橋駅: “おしゃれの発信地

こちらのパースは、大炎上した「テキスタイル」の前に公表されたイメージパースです。完成後は、「iMac Flower Power」のような花柄ではなく、おそらく左上のような駅空間になるのではないでしょうか。

 

 

 


現地の様子です。すでに壁面の化粧板が剥がされ工事が行われています。

 

 

 

 

 


線路側の壁面の様子です。

 

 

 

 


心斎橋駅といえば、この円形の蛍光灯のシャンデリア。読者の方から「そうめん鉢」の相性を教えていただきました。

 

 

 

 

 


シャンデリアを下から見上げた様子です。蛍光灯を使ったシャンデリアの余命は短いと思います。

経済産業省「新成長戦略」「エネルギー基本計画」(平成22年6月18日 閣議決定)ではlグリーン・イノベーションによる環境・エネルギー大国戦略の柱の一つとして、高効率次世代照明(LED照明・有機EL照明)を2020年までにフローで100%、2030年までにストックで100%普及させることを目標としています。一般社団法人 日本照明工業会「照明成長戦略2020」では、半導体照明(SSL)※1の占有率を2020年にフロー100%・ストック50%、2030年にストック100%を目標としています。これから蛍光灯を使った照明器具の新設はほとんど無くなり、既設の照明器具もドンドンLEDに置き換えれて行きます。

※1 SSL(Solid State Lighting):LED、有機EL、レーザーなど半導体照明

 

 

 

 

 


リニューアル工事が進む御堂筋線ー心斎橋駅。工事は粛々と進んでいますが、いったいどのようなデザインの駅に変わるのでしょうか。「テキスタイル」にはならなさそうなので、決定バージョンの完成予想図を見てみたいですね。