神戸市交通局6000形電車は神戸市営地下鉄の西神・山手線向けの通勤形電車です。2018年から導入が始まっており、2022年度までに6両編成28本を順次投入し、西神・山手線の1000形18編成、2000形4編成、3000形6編成の全28編成を6000形に置き換える計画です。編成合計定員は808名(編成座席定員272名)。最高速度100km/h、最大加速度3.3km/h/s、減速度(常用)3.5km/h/s・(非常)4.5km/h/sとなっています。
車体は無塗装のアルミニウム合金製で、西神・山手線のイメージカラーである緑色を前面と側面のラインに配しています。2016年に市営交通100周年特別企画として新型車両のデザインをABCの3案から決定する「デザイン総選挙」が実施され、得票数の最も多かったB案に決まりました。
デザインコンセプトは「街に馴染む丸みを帯びたフレンドリーなデザイン」「車両全体を巻き込むような安心感を与えるカラーリング」。デザインは川崎重工業が行い、監修を工業デザイナー奥山清行氏が代表を務める「KEN OKUYAMA DESIGN」が担当しました。
先頭車側面の様子です。
編成側面の様子です。
パンタグラフはシングルアーム型。
側面窓の様子です。
側面行き先表示器はフルカラーLED。
最後はもう一度編成全体の様子です。車内編に続きます。
阪急1000系とは寸法上では仕様を合わせてますね。
機器も追加等は必要にはなるでしょうが、今の新世代車両群は機器の追加を見据えた余裕を持った設計の車両しかないので、問題にはなりません。
気になるのは、電動機の出力が6000系がいささか低く設定されているため、回生電力を優先する阪急側と仕様面で対立するかもしれません。
逆に阪急1000系は非常ブレーキで仕様が合わない可能性も。
最も、直通が実現するにしても、15年~20年は先の話になるでしょうから、阪急側の方乗り入れという形で次世代阪急2000系(仮)といった新世代車両で仕様を合わせてくるかもしれませんが
阪急電鉄神戸線と相互乗り入れできる仕様になっているのですか。