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【無電柱化】路上変圧器をデジタルサイネージへ活用、国土交通省が規制緩和を検討、広告の掲示を解禁へ!


 

国土交通省は、無電柱化に伴う路上変圧器を活用した「防災・観光デジタルサイネージ」の実証実験地域を公募し、さいたま市などで実証実験がはじまります。

国は「景観・観光」、「安全・快適」、「防災」の観点から電線を地下に埋め込む「無電柱化」を推進しています。「無電柱化」を行うと、今まで電柱に設置されていた変圧器等が数十メートル間隔で路上に設置されます。これまでは地上変圧器に企業広告やポスターなどの広告掲示は認められていませんでしたが、路上変圧器への広告掲示解禁にを視野に、「防災・観光デジタルサイネージ」の実証実験が行われる事になりました。

 



 

路上変圧器デジタルサイネージによる防災・観光情報の提供スキーム


出典元:国土交通省>無電柱化に伴う路上変圧器を活用した「防災・観光デジタルサイネージ」の実証実験地域を公募します

この実証実験は地域ニーズや広告費を取り入れ、官民連携で運営可能なデジタルサイネージの実用化を検証するものです。無電柱化によって設置が進む、路上変圧器を「防災・観光情報発信」に有効活用し、2020年に向けて一層の増加が予想される訪日外国人や来街者に対する地域アピールに役立てることを目的としています。路上変圧器へのデジタルサイネージなど占有の取り扱いは、 道路法施行令第7条第1号の「看板」とし、実施者が占用許可申請を行います。その上で、「指定区間内の一般国道における路上広告物等の占用許可基準について」(昭和44年8月20日付け建設省道政発第52号)の一部を適用除外とし、占用を認可する、との事です。

 

 

 

 

路上変圧器を活用したデジタルサイネージが無電柱化を促進?



埋設費用が高額で遅々として進まない無電柱化ですが、デジタルサイネージやラッピングに協賛企業の広告を表示し、広告収益を事業の運営費に充当することで、費用負担の軽減が見込めます。災害時の避難情報や外国人観光客向けの観光情報の発信ができれば「一石二鳥」といった所でしょうか。ただし広告媒体として見ると人通りの多い場所でないと広告収益は見込めないので、都心部繁華街や観光名所など、人通りが多く、かつ無電柱化されていない場所への展開に限り「有り」だと思いました。

 

5 COMMENTS

アリー my dear

京都はやるべきところにはやってると思いますけどね。まだまだだけど

匿名

京都こそやるべき
京都は町家保護や無電柱化とか具体的な施策はほとんどせず、無駄な広告規制だけはしっかりやってる
守るべき景観がないのに広告だけ暗い感じとかアホすぎる

匿名

別にいいんじゃないですか、神戸。京都はちょっといやですけど。

匿名

規制緩和されても、これまた神戸はやらないんですよね。
景観規制で広告・看板なんかも規制されてるから。

アリー my dear

これは斬新な発想ですよね!デジタルサイネージ設置で、さまざまな情報提供や案内が可能になるし、しかも広告収入で無電柱化野高額なコストを抑制できる。普及するといいですね( ◠‿◠ )

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