報道各社が伝える所によると、関西空港の地元自治体と経済界でつくる「関西国際空港全体構想促進協議会」(促進協)は19日、関空の発着枠を現行の年23万回から3割多い30万回に拡大するよう、赤羽一嘉国土交通相に求めたとの事です。関空を運営する関西エアポートは今年度中に最新の需要予測をまとめる計画です。
関空の発着枠、3割贈の30万回に拡大を 促進協が要望:朝日新聞デジタル https://t.co/Ytj7VtFlGg
— ロング@再都市化 (@saitoshika_west) September 19, 2019
関西空港の年間発着数は3〜4年で現在の上限23万回に到達する
関西空港の旅客数は近年の中国・韓国や東南アジア各国の経済成長に伴うインバウンドの増加で旅客数が急伸、年率5〜8%のペースで成長を続けています。2018年度の発着回数は約19万回ですが、低めの予想で年率5%のペースで発着数が増加した場合、今後3〜4年の間に上限の23万回に到達する見込みです。
関西空港では増加する旅客に対応する為、第一ターミナルビル(T1)の改修を進め1000万人の受け入れ能力の上積みを図る他、2期空港島に本格的な第3旅客ターミナルビルの建設を検討し始めています。今回の発着枠の拡大要請は必然的な流れで、関西空港が近く発表する最新の需要予測を受け、新たな飛行ルートの策定や、第3旅客ターミナルビルの建設など、抜本的な受け入れ容量拡大に向け検討が本格化する事になりそうです。
航空行政のことはよくわかりませんが、国交省が規制して発着回数を仕切っているようですが、国交省が仕切る必要性があるんですかね。
いい加減霞ヶ関が全てを差配する仕組みは終わりにしてほしい。