【再都市化ナレッジデータベース】←新規情報やタレコミはこちらのコメント欄にお願いします!

大阪と京都が2年連続で1位・2位!日本の「都市力」ランキング2022 森記念財団都市戦略研究所



森ビル系のシンクタンク、森記念財団都市戦略研究所は2022年7月25日に「日本の都市特性評価2022」を発表し大阪市と京都市が前年の調査に引き続き全国1位、2位となりました!。

この調査は2018年から実施されており、政令指定都市・県庁所在地および人口17万人以上の国内138都市と東京23区を対象に、「経済・ビジネス」「研究・開発」「文化・交流」「生活・居住」「環境」「交通・アクセス」の6分野86指標をスコア化し、各都市が持つ特性を数値化し、総合点でランキングしています。なお東京は総合ランキングの対象外で、特別区別に別に集計されています。

【出展元】
→森記念財団都市戦略研究所>日本の都市特性評価

 

1:大阪市/スコア1242.8


出展:森記念財団都市戦略研究所

昨年に引き続き総合1位となった大阪市は、特に経済・ビジネス、交通・アクセスでその強みを発揮しました。「経済・ビジネス」の「経済活動」面で圧倒的な強さを見せており、付加価値額、地域内総支出、昼夜間人口比率の全てで上位となっています。日本第2の都市として面目躍如といった所でしょうか。

交通・アクセスでは、「都市外アクセス」で高評価を獲得し、空港アクセス時間の短さ、新幹線の利用のしやすさでスコアを伸ばした。また、文化・交流の「受入環境」でも高評価を得ていることから、関西圏の経済、交通の中心地であるとともに、観光客にとっても訪れやすい都市であるといえます。今後の課題は環境分野の改善でしょうか。

 

2:京都市/スコア1167.7


出展:森記念財団都市戦略研究所

京都市は「文化・交流」で1位だったほか、「研究・開発」も名古屋市に次ぐ2位となりました。任天堂、京セラ、オムロン、日本電産、村田製作所、島津製作所、GSユアサ、堀場製作所、ロームなど名だたるメーカーが軒を連ねる日本屈指の物作りの街である事を裏付けています。また、観光地の数や文化財の指定件数などハード面のほか、文化や歴史、伝統への接触機会も多いと評価。研究・開発でもトップ大学の数や論文投稿数などが評価されました。生活・居住での分野順位は昨年から大きく上げており外国人住民の受入体制、教育機会の多様性といった指標で高評価を得ています。

 

3位:福岡市/スコア1147.7


出展:森記念財団都市戦略研究所

福岡市は「発信実績」における魅力度・認知度・観光意欲度や、「ハード資源」の観光地の数・評価、「ソフト資源」の文化・歴史・伝統への接触機会など、複数の指標でスコアを伸ばしたことで、文化・交流の順位を一つ上げました。同じく順位を一つ上げた研究・開発では論文投稿数のスコアを高めました。また、経済・ビジネスでは順位は変わらないものの、新規設立法人登記割合や財政力指数といった指標でもスコアを伸ばしています。すでに高い総合力を有している福岡市は、経済活力と文化的魅力をさらに伸ばしていることがうかがええます。

 

 

 

4位:横浜市/スコア1140.5


出展:森記念財団都市戦略研究所

横浜市は、研究・開発と文化・交流で強みを発揮しました。研究・開発はトップ大学数、論文投稿数などの指標でスコアを伸ばしており、文化・交流においては、行楽・観光目的の訪問の多さ、観光客誘致活動で評価を伸ばし、これらは「交流実績」および「発信実績」の高評価に繋がっています。自治体SNSフォロワー数も昨年同様上位に位置しており、横浜市の観光への政策意欲の高さがうかがえます。経済・ビジネス、交通・アクセスの評価も高いことから、横浜市は観光的魅力、R&Dの都市力も併せもつ多機能都市であるといえます。

 

5位:名古屋市/スコア1131.7


出展:森記念財団都市戦略研究所

名古屋市は、日本の中央に位置する地理的優位性を活かし、交通・アクセスで2位を獲得。特に「都市外アクセス」が対象138都市中2位、「移動の容易性」が7位と高順位を得ました。研究・開発は昨年に続き首位で、「研究集積」、「研究開発成果」を構成する5指標中4指標が2位でした。昨年から順位を1つあげた文化・交流では、「受入環境」のイベントホール座席数、「交流実績」の行楽・観光目的の訪問の多さの評価が高く、リニア中央新幹線開業に向けた観光戦略の成果がうかがえます。

 

 

6位:神戸市/スコア1048.1


出展:森記念財団都市戦略研究所

環境の評価が大都市の中では比較的高い神戸市は、自然環境の満足度、気温・湿度が快適な日数、街路の清潔さの指標でスコアを伸ばした結果、環境の順位が大きく向上しました。生活・居住においては、「安全安心」や「健康・医療」、「市民生活・福祉」、「居住環境」、「生活の余裕度」の5つの指標グループで評価を高め、分野の順位を大きく伸ばしました。文化・交流をはじめ、その他の4つの分野はすでに高い順位に位置していることから、さらにバランスのとれた都市となっています。

 

総合順位


出展:森記念財団都市戦略研究所

2 COMMENTS

三刀流

東京市というのがないから東京はランクインしていないのですね。
都構想が実行されていたら、大阪市一位はどうなったのでしょう?

森記念財団都市戦略研究所は、東京23区についてもランキング評価をしていますね。
これによると、千代田区が1467、東京都港区が1424、東京都中央区が1266で、これらの区は大阪市を上回っています。
東京23区を含めない「日本の都市特性評価(2022年版)」では、大阪市などを千代田区などと比較しにくいと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。