梅田BIG MANは、阪急梅田駅中央改札口を降りてすぐにある巨大なモニタービジョンです。ビッグマン前のコンコースは言わずと知れた「梅田での待ち合わせのメッカ」とも言うべき場所で、夕方や休日ともなれ待ち合わせの人々でごった返す名物スポットです。今回、2011年7月に行われた「地デジ」に合わせてこの「BIG MAN」もリニューアルされました。
これが新しくなったBIG MANです。画面サイズは旧型の3.84×2.88mから4.6×2.6mになり画面サイズは208インチに拡大。アスペクト比は従来の4:3から地デジソースにフィットする16:9に変更。また、画面の拡大に伴い高画素化も行われ、従来の49,152画素から331,776画素にパワーアップ、従来よりも高精細な画像表示が可能となりました。さらに今回から採用された新型LED、SMD(表面実装型)は、チップの中に3色のLEDと反射板などを入れたもので、見る角度による色の変化が少なく、より効率よく明るい光を放つことが出来、視野角が水平方向120°から170°まで拡大され視認性が格段に向上しました。
ちなみに、阪急梅田駅に初めてBIG MANが登場したのは今から30年前の1981年。 当時は現在よりずっと小さく100インチほどの大きさで、リアプロジェクション方式を採用していたため奥行きも相当なものでした。その後1992年、2001年と2度のリニューアルを経て、今回は3回目のリニューアルとなりました。
新型BIG MANを真横から見てみました。従来型に対して劇的な薄型化が図られており驚きました。このあたりからもテクノロジーの進化を実感できますね。。
待ち合わせのメッカ、BIG MAN前の様子です。平日日中の撮影だったので、のんびりとした雰囲気に見えますがが、BIG MAN前の広場を通る方は約46万人/日にもなり、これは全国の大型ビジョンの設置場所の中でもトップクラスです。また、全国の大型ビジョンを紹介されている大型ビジョン.COMさんによると、BIG MANのビジョン視認範囲内歩行者 は平均100万人/日となっていました。
ちなみに、梅田BIGMANの反対側にあるCo-BIGMAN(小ビッグマン)は従来のままでした。Co-BIGMANはPanasonic製のリアプロ式大型ビジョンで、大きさは160インチ(縦 2.44m×横3.25m) アスペクト比は4.3 です。
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最新型に交換してほしいところですね。
やはり何と言っても「梅田のBIGMAN」なんですから、大階段を挟んで両サイドともリニューアルしたら良いのにと思うのですけどね‥