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JR阪和線-和泉府中駅橋上駅舎化工事 15.01

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JR和泉府中駅橋上駅舎化工事
は、和泉市が同駅前で進めている再開発事業「泉府中駅東第一地区第二種市街地再開発事業」に伴い行われた駅舎改良工事です。2013年5月24日に橋上駅舎の完成式典が行われ自由通路が開通し、翌日25日の始発から新駅舎の供用が始まりました



【過去記事】
JR阪和線-和泉府中駅橋上駅舎化工事 13.06
■追跡取材リスト














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前回の取材は2013年6月だったので、約1.5年振りに現地を訪れました。前回の取材時は橋上駅舎が出来たばかりで、ホーム上の仕上げ、駅前ロータリーの整備などの残工事が相当残っている状態だったので、今回はそれらの工事が完成した後の「まとめ的」な意味で取材してきました。













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和泉府中駅は2面4線のホーム、線路を有する地上駅です。2012年度の1日の乗降客数は32,674人で、阪和線・関西空港線の途中駅では三国ケ丘駅・鳳駅に次ぐ第3位となっています。








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新駅舎のデザインは弥生時代中期の環濠集落遺跡である池上曽根遺跡の建物をモチーフにしており、ガラスによる開口部分を多数設け、明るく開放的なつくりとなっています。














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西口側の様子です。こちら側にも小さなロータリーが設けられています。
池上曽根遺跡の建物をモチーフにした、三角屋根が目を引きますね。












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東西自由通路の様子です。天井が高く開放感抜群です。














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改札口付近の様子です。自動改札機は5通路分が設置されていますが、将来の利用客増を見越して3通路ほどを増設するスペースが確保されています。1日の乗降客数が3万人を超えている駅にしては通路が少ない気がします。













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自動改札機の様子です。














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改札内コンコースの様子です。発車標は、最近のJR西の多くの駅に設置されてる、低解像度3色LEDの3段表示タイプで真ん中にアナログ時計があります。













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改札内コンコースのEV、トイレ付近の様子です。案内サイン類は黒ベースに白地の文字で、JR西日本の最新のデザインが採用されています。さすがに路線記号はまだ掲示されていませんね。














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続いてホームの様子を見て行きます。前回の取材時は橋上駅舎の供用開始直後だったので残工事が残っている状態でしたが、1年半後の現在は全ての工事が完成していました。















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橋上駅舎下付近の様子です。2面4線の典型的な郊外駅で、機能的にまとまっている印象です。














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天王寺側に設置された上下方向のエスカレーターの様子です。この新しい橋上駅舎は、各ホームにエレベーター2基と上下方向のエスカレーターが設置されました。また、自由通路はエレベーター2基と上り方向のエスカレーターが設置されています。事業費は橋上駅舎が約21億円、自由通路が約8.5億円です。













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続いては駅前広場と駅周辺の様子を見て行きます。駅周辺には新駅舎の整備とセットで2階レベルの歩行者デッキが大々的に設置されました。












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駅の南東側には再開発ビル「フチュール和泉」が建設されました。食品スーパーにフィットネスクラブ、図書館、各種病院が入居する、無難なテナント構成となっています。規模的にも背伸びした感じが無く、都市の身の丈にあった再開発といった印象を持ちました。














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駅前ロータリーに接続する道路の様子です。歩道が広く電地下も行われており、非常にスッキリしています。














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続いては駅の北東側の様子を見て行きます。2階レベルの歩行者デッキは駅を中心に「T字」型に設置されており、バスやタクシーなど「歩車分離」が実現しています。














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北側に伸びる歩行者デッキの終点は、昔ながらの商店街。アーケード商店街に向けて階段とエスカレーターが真っ直ぐに伸びていました。














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新駅舎の建設と周辺部の再開発がほぼ完成した和泉府中駅。JR阪和線第3位の乗降客数を誇る拠点駅に相応しい体裁が、ようやく整いました。再開発によって誕生した駅前ロータリー周辺には建物密度の低いエリアが散在しているので、これからさらにマンション開発など、ジワジワと発展が続くのではないでしょうか。















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