JR西日本は2020年3月24日付けのニュースリリースで、うめきた(大阪)地下駅での実現に向けて、「AI駅案内ロボット」の実証実験を実施すると発表しました。設置場所は大阪駅の桜橋口付近でJR西日本テクシアが開発しました。実施期間は2020年 3月25日(水)~ 2020 年7月頃までの予定です。
【出展元】
→うめきた(大阪)地下駅での実現に向けて、 「AI 駅案内ロボット」の実証実験を実施します。
今回実証実験が行われるAIロボットは、一般的な液晶モニタでなく、オリジナル筐体内に設置された3Dモニターに、キャラクターを立体的に投影して利用者を案内する近未来的なシステムです。利用者の質問を音声認識により理解し、会話や画面投影を通して、周辺施設や 出口などを案内することができます。
JR西日本は2016年3月7日から約半年間、大阪駅中央コンコースでシャープ製の60V型 曲面液晶パネルを搭載したデジタルサイネージの実証実験を行いました。今回のJR西日本テクシア製AIロボットがどこのメーカーのディスプレイを採用しているかは不明ですが、こんなイメージの表示になるのではないでしょうか?
AIを活用した旅客案内システムの実証実験が相次ぐ
インバウンド対応や駅業務の効率化に向けて、AIを活用した旅客案内システムの実証実験が各社で行われています。また大阪メトロではスマホアプリにARナビゲーションを実装し、道案内を行うソリューションを提供するなどICTを活用した新ソリューションをモノにするための挑戦が続いています。
「Osaka Metro Group 案内アプリ」はARナビゲーションを実装!パナソニックの「LinkRay 」が活躍【2020年3月16日配信開始】