【画像引用元】→近畿日本鉄道HP ※以下同じ
近畿日本鉄道は2011年7月1日発のニュースリリースで、2013年に行われる伊勢神宮式年遷宮にあわせて、次世代「新型観光特急」を新造し、同年春から運行を開始することを発表しました。 新型観光特急は6両2編成、合計12両製造され、1編成は大阪から、もう1編成は名古屋から、それぞれ伊勢志摩方面への運用を予定。大変ハイグレードな特急となる為、一般特急料金のほか新型観光車両料金(仮称)が加算される予定です。
「新型観光特急」は6輌編成で、賢島方が1号車で大阪方が6号車。私鉄では初のオール3列シートで電動レッグレストを装備。シートピッチは125cmと私鉄最大。新型観光特急の主な特徴を纏めるとこんな感じです。
①座席はすべて3列のハイグレードなシートで、シートピッチは125cm。電動レッグレストも装備しています。ちなみに最新型の新幹線車両N700系のグリーン車のシートピッチは116cmで、これよりも9cmも広いです。
②先頭車両は、大きなガラスで見晴らしの良いハイデッカー車両。 運転席に隣接した最前列からは前面展望が可能です。
③3号車は近鉄伝統の2階建て車両とし、2階には軽飲食などを楽しめるカフェテリアスペースを導入。
1階はグループ専用席。夏休み期間中などはキッズルーム等、多目的に活用可能。
④4号車には、ご家族やグループのお客様に旅を楽しんでいただける、和風、洋風の個室を設置。
②先頭車両は、大きなガラスで見晴らしの良いハイデッカー車両。 運転席に隣接した最前列からは前面展望が可能です。
③3号車は近鉄伝統の2階建て車両とし、2階には軽飲食などを楽しめるカフェテリアスペースを導入。
1階はグループ専用席。夏休み期間中などはキッズルーム等、多目的に活用可能。
④4号車には、ご家族やグループのお客様に旅を楽しんでいただける、和風、洋風の個室を設置。
それでは、近鉄から配布されているPDF資料を元に各車両をご紹介して行きたいと思います。
先頭車となる1、6号車は展望車両。大きなガラスで見晴らしの良いハイデッカー車輌で、エントランス付近に鍵付きロッカーを設置。定員は各車27人。最前列は最高の全面展望が期待出来そうですね。
3号車はカフェテリア車両。近鉄伝統の2階建て車輌で、2階は軽飲食などが楽しめるカフェテリアスペースを導入。1階は8人のグループ専用席で夏休み期間中などはキッズルームなど多目的に活用されます。定員は8人。新幹線や在来線特急から食堂車が無くなって久しいですが、私鉄特急にカフェテリアが登場します!これは凄い思い切ったと思います。
4号車はグループ席車両。6人用乃コンパートメント(サロン席)が3区画、4人用和風個室1室と洋風個室1室からなり、和風個室の座席部分は掘りごたつ風、洋風個室はL字型ソファーとテーブルを配置する。個室は寝台車を除く鉄道車両で日本最大の広さを確保。定員は26人。6人用のコンパートメント席、というのが凄いですね。。掘りごたつ風の和風個室・・・渋過ぎる!
近鉄から発表された「新型観光特急」。見る者を引きつける、魅力的で斬新なスタイリング、乗車する事自体が目的となる多彩な客室設備。その、あまりの本気さに度肝を抜かれ、近鉄の底力を思い知りました。この素晴らしい鉄道車両が大成功する事を切に願い、投入すると発表した近鉄には心から敬意を払いたいと思います!
【おまけ】
この新型特急、イラストを見た瞬間から「何か見た事がある・・」と感じていました。
そして、気がついてしました。こいつは蒼き流星SPTレイズナーにソックリなのだと・・・!
そして、気がついてしました。こいつは蒼き流星SPTレイズナーにソックリなのだと・・・!
新型特急のテーマ曲はこれで決まり。







