
りんくうゲートタワービルの54階にある「スターゲイト MID-AIR DINING & BAR」から見た「りんくうタウン」の眺めです。
■追跡取材リスト

大きな弧を描いた「りんくうJCT」。幾何学的な美しさがあります。

りんくう公園のシンボル緑地。植樹された木々は当初は小さく頼りない木でしたが、10数年の月日を経て立派に育ちました。

南側、和歌山方面の眺めです。写真手前に見える建物は「りんくうプレミアムアウトレット」です。
りんくうプレミアムアウトレットは中国、台湾、韓国など東アジア各国からの観光客にも大人気です。国際空港至近の大規模アウトレットモール、これはもの凄い武器になると思います。関空会社には是非プレミアムアウトレットを「関空のアミューズメント施設」として売り出して欲しいと思います。さらに、全くの個人的なアイディアですが、プレミアムアウトレットの向かいに「スパワールド」の様な観光客受けする「巨大和風温泉施設」を建設してしてトランジット客を温泉で癒す、これを関空の売りの1つに加えるなんでどうでしょうか。アウトレットでショッピングを楽しみ、温泉で疲れを取ってもらう。関空島からはトランジット客向けの無料往復パスを配布して、関空島と「一体的な施設」として利用出来る体制を構築する、など利用促進の仕組みもセットで整備する事も必要ですが。。。


「工場等制限法」が2002年に廃止された後、大阪湾岸にはシャープ、パナソニックを中心とした巨大投資が行われ、あれほど余っていた工場用地が不足気味になるほど状況が一気に変わりました。もし、工場等制限法が廃止されず今も規制が続いていれば、シャープ、パナソニックの最新工場は大阪湾岸には建設されず、裾野産業の集積もなかったでしょう。想像するとゾッとします。しかし、この先例を見みて「風向きが少し変わるだけで、ここまで状況がかわるんだ」と言う事が解り大阪、近畿地区のポテンシャルを確信しました。りんくうタウンの話題にもどりますが、将来、関西国際空港が準ハブ(東アジアのローカルハブ)の座を勝ち取り年間旅客数が3000万人、国際線利用者数が2000万人規模まで成長出来れば、この「りんくうタウン」の空き用地が、宝の山に変わるかもしれません。

