阪神本線三宮駅改良工事は、 1933年(昭和8年)に完成した駅施設を根本的に改修する大規模な駅改良工事で、2013年春の完成を目指し工事が進められています。今回の改良工事で は、従来西側1カ所にしか無かった改札口を東側側にも新設しバリアフリー化を行うほか、三宮駅で折り返している「阪神なんば線乗り入れ列車」と三宮以西に 乗り入れている電車との乗継ぎ改善を図る為に、折り返し線を上下線の間に移設する等、駅をまるまる作り替えるほどの大規模な工事が行われています。
【過去記事】
→阪神電鉄三宮駅東改札口
→阪神本線-三宮駅改良工事11.06
→阪神三宮駅改良工事 10.03
■追跡取材リスト
今回の配線変更により、阪神三宮駅で折り返している近鉄乗り入れ電車からの乗り継ぎが、上り下り共に「対面」で乗り換え可能となり利便性が大幅に向上、理想的な配線になりました!
既存ホームの美装化も着々と進んでいます。阪神三宮駅の一大特徴であるドーム状の天井はそのまま活かし、化粧パネルや新設の照明器具を要所要所に取り付ける事で、駅施設の快適性を現代の水準まで引き上げてます。非常に巧みな改良工事に感心しました。
天井付近の様子です。
ホーム上の柱の様子です。既存の柱を取り巻く様に、前回ご紹介した東改札と同様のレンガ状のパネルが取り付けられています。
ホームの東端の様子です。阪神三宮駅のホーム有効長さは6両編成分ですが、この箇所を合わせると8両編成までjは対応できそうな気がします。将来の快速急行8両化を見据えた構造だと思います。。
最後は、地上に上がって、東改札の上に建設されていた歩道橋の様子です。既に供用が始まっていました。