出展:大阪都市計画交通広場の変更(4号大阪駅西広場)説明図1~5(PDF形式, 1.09MB)
大阪市は2019年10月31日に大阪都市計画交通広場の変更(4号大阪駅西広場)を公表しました。公開された図面にはノースゲートビルと新北ビル駐車場の間に新しいビルが掲載されており、大阪駅北西に新しいビルが建設される事が明らかになりました!さらに大阪都市計画都市再生特別地区の変更(大阪駅西地区)も発表されました。中央郵便局跡の再開発「梅田3丁目計画」の概要が一部変更、高層棟の位置が当初計画から逆になり、新ビルと梅田三丁目計画間の間は高架下に南北自由通路が設けられる事が明らかになりました。
大阪駅西地区(梅田三丁目計画) 建築物の高さの最高限度 | ||
現行 | 変更案 | |
高層部 | 190m | 190m |
中層部 | 70m | 55m |
40m |
(仮称)ウエストゲートビルと梅田三丁目を結ぶ駅の大改造計画が始動?
※上の図は今回の発表から推測で作成したモノで確証は全くありません
発表により新しいビルと、四つ橋筋の西側、ALBi(アルビ)の西側の高架下に歩行者導線が出来る事が判明しました。これらの発表内容から様々な推測が1つにつながりました。重要なファクターは、ステーションシティ駐車場の増築、高架下役務施設が増築部に移転する、駅の混雑緩和の必要性、梅田3丁目開発への集客、うめきた2期への対応です。1)(仮称)ウエストゲートビルを駅北西部に建設
大阪市の資料からこの位置に新しい大規模ビルが建設される事が判明しました。図面を見ると低層部は商業施設、高層部はオフィスまたはホテルと推測出来ます。現在の所ビルの詳細は不明ですが横幅100mを超える大規模なビルが建設されます。
2)四つ橋筋の西側、ALBi(アルビ)の西側高架下に歩行者導線が出来る
発表された資料にALBi(アルビ)の西側高架下に歩行者導線が描かれており南北自由通路が出来る事は確実です。うめきた地区と西梅田を結ぶ新たな動脈となりそうです。
3)高架下に新商業施を開発?
南北自由通路だけでは意味が無いので、何らかの施設が出来るはずです。順当に考えると高架下の商業施設開発と予想できます。この場所にあった駅務施設はステーションシティ駐車場に移転しています。
4)駅の混雑緩和および梅田3丁目への集客を図る為に新改札口(西口)を新設?
高架下の新商業施設は対象面積から見てかなりの規模になりそうです。だた既存の歩行者導線では収益を上げる集客は難しそうです。新たな旅客流動を作り出し、同時に駅の混雑緩和に繋げ、高架下新商業施設と梅田3丁目計画に駅利用者を送り込む事が出来るウルトラC。それは四つ橋筋の西側に新改札口(西口)を開設する事です。ホームを西側に延伸し、エスカレータで高架下に送り込む新改札口を設ければ先の課題がすべて解決できます。南北自由通路を設ける事で梅北二期エリアへの送客も可能になります。
大阪駅西部エリアの開発により梅田の重心は西に移動
大阪駅西側の現在の様子です。この場所は将来的にうめきた2期エリアと中央郵便局跡を結ぶ重要なポイントになります。僕は上の写真の上空に橋上駅舎と南北自由通路が出来ると思っていましたが予想は外れました。どうやら高架下の開発により南北接続を果たす様ですね。
ノースゲートビルが建設された当初から妄想していた「ウエストゲートビル」が建設され、梅田三丁目計画と連動して新たな人の流れを生み出しつつ、うめきた2期に送客する。そんな夢の様な計画が動き出しそうです。大阪市からかなり詳細な図面が公表されたので、近々事業者からのニュースリリースがあるかもしれません。
https://www.westjr.co.jp/press/article/2019/12/page_15368.html
120mですね。Albiは閉鎖して改札に転用でしょう。
中央郵便局跡地再開発、イメージ画像出ました!
https://www.constnews.com/?p=74721
“梅田3丁目計画のオフィス部は10万平方㍍/環境影響評価準備書を提出/日本郵便など“
オフィス、商業、ホテル、劇場が入る40階建て延べ約22万9000平方㍍の複合ビルを開発する。建物高さは約188㍍。
おはようございます(╹◡╹)今朝の建設ニュースからです!
https://www.constnews.com/?p=73554
JR大阪駅の北側に新ビルを計画/歩行者NWの新結節点が24年夏にも誕生/JR西日本
近鉄京都駅のように東西に細長いビルになるんでしょうか
今のノースゲートビル高層部の西側壁面が明らかに重要視されてないというかデザイン的に隠れても問題ない感じですよね。
はなっから西側に何か建設するからかなと思っていたんですが案の定ですね