大阪市は船場地区において観光魅力向上のための歴史・文化的まちなみ創出事業「かんまち事業」を進めています。この事業は、歴史的・文化的資産等を有する街並みの再生・活性化や、新たな街並みの個性を引き出すために、無電柱化や周辺景観と調和した道路整備などに取り組むことによって、新しい集客拠点化を図る取り組みです。
【出展元】
→観光魅力向上のための歴史・文化的まちなみ創出事業
→「大阪市無電柱化推進計画」を策定しました
【過去記事】
→無電柱化を進める「かんなみ事業(船場地区)」芝川ビル周辺の状況 19.08
→芝川ビル前の電柱電線類が地中化!伏見町線道路改良工事の状況 19.06
→芝川ビル前の電柱電線類が地中化!伏見町線道路改良工事の状況 19.05
日本生命ビル、芝川ビル、大阪倶楽部の周辺を先行整備
「かんまち事業」は、歴史的建築物など、既存のまちの魅力を向上させる資産が集積し、かつ民間開発が進む箇所において、先行して整備をめざす3箇所(日本生命ビル周辺、芝川ビル周辺、大阪倶楽部周辺)と整備に向けた検討を進めていく1路線(道修町通周辺)が有識者会議において事業実施箇所として選定されました。
2020年1月 芝川ビル周辺の様子
淀屋橋エリアの有名な近代建築「芝川ビル」前を東西に結ぶ道路「伏見町線」では電柱電線類の地中化工事が行われています。長らく工事が行われていましたが、ついに電線が撤去され広々とした空がやってきました!
芝川ビル前の様子です。電柱と細い電線が1本残っていますが、蜘蛛の巣の様だった電線がほとんど無くなり非常にスッキリした景観になりました!近代建築が持つ本来の魅力が引き出された様に思えます。
西側から見た様子です。いままで見る事が出来なかった眺めです。
北側から見た様子です。電線が撤去された「電柱」はそのうち撤去される事になります。
裏側から見た芝川ビルの様子です。
伏見町線の様子です。電柱は残っていますが電線が撤去されメチャクチャスッキリした景観になりました。
反対側から見た様子です。
電柱電線類の地中化(電地化)が進む伏見町線。電線が無くなっただけで、いつもの街並みが急に輝いて見えました。これを見てしまうと船場地区全体の電地下を至急行って欲しい、と強く思いました。
いつも楽しく拝見しております。
本日前を通りましたら、電柱も撤去されておりました。
かなり景観変わりますよね。
防災の観点から、避難所に指定されている学校や公園周りも優先して電地下してほしいものです。
無電柱化の対象が、御堂筋など幹線道路や、道頓堀通りなどの観光道路から、ようやくそれ以外の一般道路にも広がり始めた所ですね。都心部からだけでも早く電線・戦中を一掃してすっきりした街並みになってほしいです。