【2023年春開業】JR東海道線支線地下化・新駅設置工事(JR北梅田駅(仮称))の状況18.11

 


JR東海道線支線地下化・新駅設置工事は、梅北2期地区西端を南北に走る東海道線支線(約2.4Km)を中央部に移設・地下化する事業で、JR西日本は、北側の先行着手工区(約310m)の施工者を錢高組・西松建設JVに決定、ついに建設工事が始まりました。新駅部を含む残る南側の区間は16年度内に工事契約を結び、22年度末の開業に向けて順次工事が進められます。

【出典元】
大阪市HP7回大阪駅周辺地域部会を開催しました PDF
日刊建設工業新聞>北側先行工区、錢高組JVが施工/うめきた2期基盤整備に連動
大阪駅北地区におけるJR東海道線支線地下化等について
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【過去記事】
JR東海道線支線地下化・新駅設置工事(JR北梅田駅(仮称))の状況18.05
JR東海道線支線地下化・新駅設置工事(JR北梅田駅(仮称))の状況18.03
JR東海道線支線地下化・新駅設置工事(JR北梅田駅(仮称))の状況17.12
JR東海道線支線地下化・新駅設置工事(JR北梅田駅(仮称))の状況17.09
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JR東海道線支線地下化・新駅設置工事(JR北梅田駅(仮称))の状況16.02
JR北梅田駅(仮称)の建設工事がついに動き出す!JR東海道線支線地下化・新駅設置工事が年内に始まる見通し

 

 




出展:JR東海道線支線地下化事業

JR東海道線支線地下化・新駅設置工事は、うめきた2期基盤整備に連動しており、2期開発区域を対象とした土地区画整理事業と一体的に実施されます。大阪市が事業主体となって行う地下化(連続立体交差事業)の工事延長は、北区豊崎6丁目から福島区福島7丁目に至る約2・4キロで、途中、ボトルネック踏切1カ所(西梅田1番踏切)の除却や既設交差道路の改良(2カ所)などにより、踏切事故の解消や道路交通の円滑化、市街地の分断解消をが図られます。

 

 

 

 

 

 

 


現地の様子です。前回の撮影が2018年05月だったので約6ヶ月振りの取材です。

 

 

 

 

 

 

 


グランフロント大阪のタワーAから見た駅部の様子です。

 

 

 

 

 

 

 

 


アップで見た様子です。2023年春には関空特急「はるか」と南紀特急「くろしお」が梅田地区に停車する事になります。本命の「なにわ筋線」の開通までは、まだ10年以上先の話ですが、JR北梅田駅(仮称)の開業は2023年春で、大阪万博に間に合います。JR北梅田駅→関西空港は約45分で結ばれる事になり、梅田地区から関西空港への利便性が飛躍的に高まります。

 

 

 

 

 

 

 

 


撮影ポイントを変えて、明治安田生命 大阪梅田ビルから見た、梅北2期エリア全体と、JR東海道線支線地下化・新駅設置工事の様子です。

 

 

 

 

 

 

 

 


北2工区の様子です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


北2→北1工区の境目付近のアップです。仮設線の敷設が始まっています。さらに踏切の姿も・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



駅部の様子です。2面4線の規模を持つ地下駅になります。特急はるか、くろしおが停車する他、おおさか東線の電車も乗り入れてくる予定です。さらに桜島方面からは貨物列車もやってきます。国際空港の玄関口の地下駅をコンテナ列車が通過する姿はちょっと想像できませんね・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


南1工区の様子です。写真中央の日本通運のビルは梅田スカイビル近くに建設中のビルに移転し、その後このビルは取り壊されます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


工事が進むJR東海道線支線地下化・新駅設置工事。2025年の開催が決定した大阪万博の開催時には、この新駅のルートが大活躍する事になりそうです。