ホテル阪急レスパイア大阪(Hotel Hankyu RESPIRE)は、ヨドバシ梅田に連接する複合商業施設「LINKS UMEDA」の上層階、9階~35階に所在する客室数1030室の大型ホテルです。2019年11月27日に開業しました。
Hotel Hankyu RESPIREは、阪急阪神ホテルズが新たに立ち上げた宿泊主体型ホテルブランドで「癒し( Rest )」と「活力( Inspire )」をコンセプトとしています。ホテル名の“RESPIRE”は呼吸するという意味で、さらに心身を癒す「Rest」と、感性を刺激し活力をもたらす「Inspire」の意味が込められれています。
【出展元】
→「ホテル阪急レスパイア大阪」 11 月 27 日(水)開業
→株式会社イリア>ホテル阪急レスパイア大阪
→株式会社ディーワン>レスパイア ジオラマARガイド「MUSUBI」
→株式会社 タニハタ>ホテル阪急レスパイア大阪 様
▼客室・朝食編はこちら!
ホテル阪急レスパイア大阪(Hotel Hankyu RESPIRE)宿泊記 Part2 〜客室(デラックストリプル)・朝食編〜
大阪駅至近の高い交通利便性
レスパイア大阪は建設工事の過程を追跡取材してきたホテルなので一度は泊まってみたいと思っていました。今回は大阪いらっしゃいキャンペーン(2/10時点、停止中)を活用して宿泊してきました。
レスパイア大阪の大きな特徴の1つが立地の良さ。梅田のランドマークとして絶大な知名度を誇る「ヨドバシ梅田」に隣接した「リンクス梅田」の上階に位置しており、JR大阪駅、阪急梅田駅、御堂筋線梅田駅の何れにも近いという便利すぎる場所にあります。
ホテル入口の様子です。メインの入口はリンクス梅田の西側(グランフロント側)2階にあり、ヨドバシ梅田の外周を取り巻くペデストリアンデッキからアクセスできます。
エントランスを彩る「組子らんま」
レスパイア大阪は「日本の魅力」「大阪らしさ」を感じられる仕掛けが館内随所に施されています。ホテルの入口には株式会社 タニハタが手掛けた「組子らんま」があり目を引きました。
「組子」は、釘を使わずに木を幾何学的な文様に組み付ける木工技術で、細くひき割った木に溝・穴・ホゾ加工を施しカンナやノコギリ、ノミ等で調節しながら1本1本組付けする繊細な技術です。格子状に組みつけた桟の中に「葉っぱ」と呼ばれる小さな木の部品を様々な形にはめ込むことで幾何学模様を表現します。レスパイア大阪の格子は、梅田の文字から「梅」をイメージした「梅亀甲」などを埋め込んだデザインとなっています。
和を感じる館内デザイン
エントランスを抜けエレベーターホールに到着しました。ここから9階にあるメインロビーに向かいます。
9階に到着しました!エレベーターホールからロビーに向かいます。途中にデジタルサイネージを用いた映像作品が設置されていました。
広大なロビーに驚く!
そして!ここが!レスパイア大阪のメインロビーです!!
もうメチャクチャ広くて驚きました・・・。
レスパイア大阪は1000室を超える超巨大ホテルなので、チェックインカウンターも広大です。
カウンター横にズラリと並んだ自動受付機が壮観。利用者が集中するチェックイン・アウトの時に威力を発揮しそうです。
ロビーにはモッチリとした座り心地の良いソファーや日本庭園を愛でるチェアが置かれています。
レスパイアのインテリア設計、家具備品調達は株式会社イリアが担当しました。デザインの方向性は、インバウンド受けする「和モダン」なのですが、五月蠅すぎず地味すぎない、絶妙なラインで纏められています。
ロビーには無料のコーヒーサービスコーナーがありました。宿泊者は自由に利用する事ができます。かなり人気がある様子で、複数台あるマシンがフル稼働していました。
さらに面白いのがジオラマARガイド「MUSUBI」。これは株式会社ディーワンが手掛けたAR観光案内コンテンツで、設置されたiPadをジオラマにかざすことでARが発動し、ジオラマの中央にレスパイアを象徴するバルーンが現れ、放射状に3DCGで表現された関西の地形が色鮮に展開される仕掛けです。
画面をタップしてエリアを選択すると、観光スポット案内がグラフィカルに表示されます。スマートフォンと連係し観光情報をダウンロードすることが出来ます。多言語に対応したCMSにより、インバウンドの宿泊者にも対応しています。旅の作戦会議に使えそうな大きなテーブル。京阪神の地図が刻まれています。
ロビーを奥側から見た様子です。リンクス梅田の8階からエスカレーターでアクセスする事ができます。
角度を変えてみた様子です。この広々感が気持ちいい・・・!
都会の喧噪を忘れさせる日本庭園
9階にはフロントロビーから見渡せる屋外庭園が設けられました。庭園には多数の木々が植えられており、四季折々の表情を感じる事ができます。
延々と細い小径が続いており、ちょっとした探検気分が味わえます。
一番奥には広場がありました。
客室階に繋がるエレベーターホール
メインロビーを抜け奥に進むと客室階に向かうエレベーターがあります。
華やかな空間が気分を高めてくれました。次回、客室編に続きます!
▼客室・朝食編はこちら!
ホテル阪急レスパイア大阪(Hotel Hankyu RESPIRE)宿泊記 Part2 〜客室(デラックストリプル)・朝食編〜
おまけ
レスパイア大阪のオープン直前に行われていたウィンドウアート。
この時だけ見られたレアな光景でした!