
阪神本線ー甲子園駅ですが、駅の老朽化が進みバリアフリーの観点からも問題があった為、駅の大規模リニューアルが行われています。リニューアルされる甲子園駅は、上下ホームを野球ボールの「白球」をイメージした大屋根で覆われます。

改良工事後の甲子園駅の構内図です。

甲子園駅リニューアル工事のレポート2回目の今回は、ホームと大屋根の様子をご紹介して行きます。前回から約1年3ヶ月ほど経過している為、ホーム上の様子が一変しており驚きました!以前あった既設のボロボロの上屋や年季の入ったホーム床はすっかり姿を消し白球をイメージした大屋根がかけられた広々とした空間が広がる、拡幅されたホーム上は、まるで別の駅の様子です。

大屋根の下意外の部分もまるで新設の駅の様に新しくなりました。

上屋、案内サインなどの様子です。

発車標の様子です。フルカラーLEDの5段表示となっています。

拡幅されたホームの様子です。ホームの床材はアスファルト舗装となっています。

梅田方面行き、1,2番乗り場側から甲子園球場側を見た様子です。

甲子園駅の駅名票です。

こちらは神戸三ノ宮方面の様子です。今回の改良工事により神戸側に目測ですが約2両分ほどホームが延伸されました。将来的に阪神なんば線直通の快速急行の8両化を実施し、尼崎駅での増解結作業を無くし到達時間の短縮を図る為の布石と思われます。

こちらは、降車専用ホーム側、4号線を見通した様子です。

降車専用ホームの臨時改札口付近の様子です。

梅田側から4号線を見通した様子です。奥には保存された大木が見えています。
撮影ポイントを変えて、大阪方面行き1号線の軌道の様子です。今回はリニューアル工事とはいうものの、構造物を段階的に根本的に作り変える大工事となっており、根本から駅を作り替えた様な感じです。

そんな甲子園駅のリニューアル工事ですが、1.2番乗り場の大阪側のホームの一部が仮設の状態となっています。

先ほどの仮設箇所の様子です。古い床材がまだ残っています。ただ、この部分のリニューアルが行われるのも時間の問題です。

いよいよ完成間近となった甲子園駅リニューアル工事。工事はほぼ完成状態になり、野球の聖地として特別な存在である阪神甲子園球場の玄関口として相応しい体裁が整いました。残るは1.2番ホームの大阪側など細部の残工事、駅周辺の地上部の仕上げです。

