大阪市交通局新20系電車は、地下鉄御堂筋線をはじめとする各路線 (堺筋線など一部の路線を除く)で使用されている大阪市交通局の主力車両で、平成2年から平成10年にかけて560両が製造されました。製造後約20年が経過している事から、リフレッシュ改造が行われ体質改善が図られています。
今回のリフレッシュ工事では、車体を磨き上げラインを張り替え、号車表示が追加されました。
側面の号車表示は可動式ホーム柵の上にレイアウトされ、視認性が確保されています。
側面の行先表示器はLED化されませんでした。
続いて車内の様子を見て行きましょう。床敷物が交換されています。
座席シートはバケットタイプに交換されました。
モケットは従来のツヤツヤのタイプから光沢の無いマットな物になりました。
ロングシート真ん中付近にスタンションポールが追加されました。
袖仕切りは大型化されず大きな変化はありません。
車端部の様子です。
優先座席付近の様子です。つり革がオレンジ色になりました。
天井付近の様子です。
ドアー付近の様子です。ドア上部のつり革増設、扉開閉予告灯が取り付けられ、乗降口の床面に黄色の警戒ラインが追加されました。
車内案内表示装置は従来通り3色LEDタイプです。
車内案内表示装置の対面に路線案内表示器が追加されました。地味ですが便利な表示器です。
リフレッシュ工事が進む新20系。新20系は元々クオリティーが高い車両なので、今回のリフレッシュ工事により最新車両に匹敵する快適性を得る事が出来ています。千日前線の新20系は全社リフレッシュ工事が完了していますが、今年度からリフレッシュ工事車の車内案内表示器がLCD化(液晶モニター)に変更されるそうです。新20系は総勢560両の大所帯なので、これからも活躍が続くことになります。
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中央線の24系第三編成(24603F)がリフレッシュを終えて、試運転しているそうです。
車内にはLCD表示器もついているそうです(Twitter情報ですが…)。
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ゆっくりとですが、しかし着実に進化していってますよね。現在のところ日本の公営地下鉄では赤字が多い中、経営状況が黒字で推移していますし、この点はよいことだと思います。ただまぁ、私自身の本音としては民営化を強く望んでいるのですが…
それはさておき、鉄道関連の別の話題になりますが、5月11日付のmsn産経westのニュースによると、❝大阪環状線の車両は3ドアに統一❞というのがありました。先の実証実験の結果からそのように決めた模様です。おそらくロングシートの3ドア車が導入されるのではないかと、私は勝手に推測しています。