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東本願寺前『市民緑地整備』京都市道と東本願寺所有の緑地を一体的に整備 最新状況 23.02【2023年3月頃 供用開始予定】


東本願寺前市民緑地は、東本願寺の東側に位置する、京都市道と東本願寺所有の緑地を一体的に「市民緑地」として整備する、公園の整備計画です。整備エリアは、東本願寺所有地を京都市が無償で借り受けて交通島(植樹帯)として管理している緑地で、面積は約9,800㎡(京都市道約5,400㎡/東本願寺所有地(緑地)約4,400㎡)で、2023年3月末頃の供用を予定しています。

【出展元】
→京都市>東本願寺前の市民緑地整備
→東本願寺>門前(緑地帯)の「市民緑地整備」について

 

計画地は東本願寺の東側

 



 

この場所は、1912年に門前の烏丸通を市電が走ることになった際に、「全国から集まる門徒が軌道にはみ出すと危険」と宗派が通りの東側の空き地を提供し、烏丸通が弓なりに付け替えらえられた経緯があります。しかし、市電烏丸線は19743月末で廃止され、既に約半世紀が経過。緑地帯は2012年から「下京・京都駅前サマーフェスタ」などに使われていますが、京都市道と国道に挟まれて立入りにくいアクセス状況もあり、利活用が進んでいない状況にありました。

そこで、京都市道と交通島(植樹帯)を一体的な緑の空間として活用できるよう「市民緑地」として整備し、賑わい・憩いの空間」「歴史・文化の発信の空間」「修学旅行生などのおもてなしの空間」を創出し、多くの人が利用できる市民緑地を整備する事になりました。

賑わい・憩いの空間を創出




【整備コンセプト】
賑わい・憩いの空間
歴史・文化の発信の空間
修学旅行生などのおもてなしの空間

 

 

【整備概要】
1:既存の噴水を中心とした広場を拡張、東本願寺前の賑わいを創出する交流の場を提供
2:サクラ等の季節を彩る花木を植栽し、緑地部分を芝生に整備することで、緑あふれる憩いの空間を創出
3:車道部分を石畳風舗装の設えとするなど、東本願寺と調和した京都らしい風情を感じられる空間を創出
4:車道部分を閉鎖して広々とした多目的広場とし、緑地と一体的に整備
5:災害時にも活用できるオープンスペースを確保、トイレや給水スポットを兼ねた手洗い水栓、かまどベンチを設置


2023年2月の様子


現地の様子です。前回の撮影が2022年7月だったので、約7ヶ月振りの取材です。

 

 


南側から見た様子です。対象区域の大半がアスファルト舗装から、石畳風景観舗装(半たわみ性舗装)に変わっていました!

 

 



整備済みエリアの様子です。以前は道路だった所が公園内の様な雰囲気に変わりました。防護柵も木質感のある素材が使用されており違和感がありません。

 

 


東本願寺の御影堂門前付近の様子です。大きな広場の様な空間になりました。

 

 


北側から見た様子です。かなりの広さがあります。

 

 


北側緑地帯の様子です。

 

 


最後は、東本願寺の御影堂門と噴水の様子です。

2022年7月の様子


現地の様子です。前回の撮影が2022年5月だったので、約2ヶ月振りの取材です。

 

 

 


南端付近の様子です。庭園の様な箇所が出来上がっていました。

 

 

 


南西側から見た様子です。前回に比べると街路樹の密度が減った気がします。

 

 

 



 

北西から見た様子です。

 

 

 



 

 

 

 

 


東本願寺の御影堂門と噴水の様子です。

 

 


共同溝の埋設が行われていました。

 

 


最後は北側から整備エリアを見通した様子です。

 

2022年5月の様子

 


現地の様子です。烏丸通が弓なりに曲がってる事が解ります。

 

 


京都市道の様子です。現在は空港ターミナルの車寄せの様な感じで憩いの空間にはほど遠い感じです。

 

 


東本願寺の門前の様子です。

 


京都駅側を見た様子です。

 


北側の様子です。

 


東本願寺の御影堂門と噴水。市民緑地整備で、よりシンボリックな広場になりそうです。

 

 

 


最後は真正面から見た様子です。

1 COMMENT

アリー my dear

以前京都タワーからこの東本願寺前を眺めたとき、烏丸通の弓なり形状が地上からよりもいっそうよくわかりましたね。この取り組みはとても良いです(^_^)

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