京都駅南口駅前広場整備事業(八条通)は、京都駅正面や中央口に比べ整備が遅れていた八条通側の南口を再整備する開発計画です。京都市には、空港も港もない為、京都市を訪れる来訪者にとっての玄関口は京都駅になります。京都駅周辺では賛否両論を巻き起こした京都駅ビルの建設を皮切りに駅周辺の再整備が着々と進んでおり、以前に比べると集客力は段違いに高まっています。JR京都駅に至っては、JR発足直後に比べ乗降客数が約2倍に達しており40万人/日が目前に迫っています。
【南口再整備のポイント】
1:限られたスペースの有効活用
・八条通の交通量を踏まえた車線数の見直し
・地下空間を有効利用した機械式地下駐輪場の採用
・ショットガン方式の導入
2:公共交通の乗継利便性の向上
・路線バス乗降場の集約化
・雨に濡れずに乗り継ぎができる屋根の設置
3:快適な歩行者空間の創出
・段差のないバリアフリー対応の歩行者空間
・自転車通行環境を整備し歩行者空間と分離
京都駅八条口の駅前広場は2016年03月28日に完成しました。京都駅の南北自由通路を南側に約15メートル延長して屋根付きの広場約600㎡を設け、「みやこ夢てらす」と名付けられました。京都の新たな待ち合わせスポットとなっています。乗客や観光客の憩いの場を確保するため、京都市が八条口再整備事業の一環で、2015年06月から工事を進められてきました。「みやこ夢テラス」の完成と駅前広場の再整備によって、同広場から雨にぬれずにバス、タクシー乗り場へバリアフリーで移動できるようになりました。
昨年に「みやこ夢テラス」と名付けられた拠点広場は完成し、一度レポートをお届けしていますが、京都駅南口駅前広場全体の工事はまだでした。今回は「みやこ夢テラス」以外の箇所の出来栄えを取材する為に京都を訪れましたが、前回レポートした「みやこ夢テラス」にも小変化が見られました。
南口の新しい玄関口となる拠点広場(みやこ夢テラス)は南北自由通路の南端に位置しています。
夢テラス側から南北自由通路側を見た様子です。新幹線と近鉄の改札口前は物凄い人波でごった返していました。
そんな、みやこ夢テラスですが、ご多分に漏れずデジタルサイネージが設置されていました。
設置台数は少ないですが、和風デザインの収納BOXが目を引きました。
夢テラスを東側から見通した様子です。
西側から見通した様子です。デジタルサイネージは夢テラスのエントランス部分に3箇所設置されていました。
新しい拠点広場として整備された「みやこ夢テラス」。京都駅南口側の拠点として、すっかり定着した様に見えました。次回は、前回の取材時は工事中だった八条通り周辺の様子をご紹介して行きたいと思います。
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https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170909-00000014-kyt-bus_all
“京都駅ビル20年、ます集客力 エリアに商業施設続々”…もう20年かあ、早いものですね(*´-`)
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私自身これまでほとんど縁がないと言っていいほど使うことがなかったため、昔がどうだったか正直記憶にないのですよね。
でも画像でこれらの現況を見ると、かつての姿を知らずとも急速に近代化された風景だなというのは実感できます。