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岡山市が新アリーナの基本計画素案を発表!5,000席以上の客席、V・B・Tリーグ上位クラスのレギュレーション条件基準を視野に施設整備



岡山市は2023年11月27日に、同市北長瀬エリアに整備を目指す新アリーナの基本計画の素案を発表しました!

岡山市は、岡山シーガルズ(Vリーグ)、トライフープ岡山(Bリーグ)、岡山リベッツ(Tリーグ)、ファジ アーノ岡山(Jリーグ)の4つのトップチームのホームタウンとなっており、多くの利用が岡山県総合グラウンド体育(ジップアリーナ)に集中。試合や練習を行うアリーナ施設が慢性的に不足しています。また、上位リーグで活動するために必要なホームアリーナ基準の見直しにより、5,000席以上の客席やラウンジ等の設置、ホームアリーナでの試合開催割合などの要件が示されました。

これらの設備要件を満たすアリーナは市内には無く、施設が不足している為、試合開催数の増加も困難。課題を解決する為には上位リーグの基準を満たした新アリーナの整備が必要な状況にあります。

 



新アリーナの計画地は北区野田の市有地、北長瀬みずほ住座跡地(約14,000㎡)。基本計画策定業務はパシフィックコンサルタンツが担当。施設規模は延べ約13,300㎡。導入機能は他都市事例や各トップチームが参入を目指す新たなV・B・Tリーグの上位クラスのレギュレーションの条件基準、ニーズ調査を踏まえた機能を盛り込みます。

 



北長瀬みらいふれあい総合公園からアリーナまでは、ペデストリアンデッキを利用しアプローチ。総合公園とアリーナのにぎわい連携、歩行者の安全確保、近隣街区への侵入防止、災害時の総合公園との連携などに活用し、まちの活力・にぎわいの創出を図る計画です。



基本コンセプトは、「市民とトップチームをつなぐ、地域のシンボルとなるアリーナ」。スポーツを「魅せる」に主軸を置いた新アリーナとして、試合の迫力や臨場感を体感できる魅力的な新アリーナを目指しています。

施設規模はメインアリーナ2,600㎡、サブアリーナ1,000㎡、客席1,700㎡(5,000席以上)などのほか、VIP室、ラウンジ、記者会見室、メディアルーム、運営機能や管理機能など、新S-Vリーグ要綱に準拠した、各種レギュレーションに対応する諸室を備える計画です。概算事業費は、本体工事(調査・設計等含む)で118億円、デッキ整備や備品調達などに27億円、合計約145億円を見込んでいます。

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