文化庁は2019年5月14日に、日本が世界文化遺産に推薦していた「百舌鳥・古市古墳群」について、登録の可否を事前に審査するイコモスが、ユネスコに対し「登録が適当」と勧告したと発表しました。仁徳天皇陵を含む49基の古墳群が対象で6月30日~7月10日にアゼルバイジャンで開かれるユネスコ世界遺産委員会で正式決定し、世界文化遺産として登録される事になります。
仁徳天皇陵、世界遺産へ ユネスコ機関が登録勧告 | 2019/5/14 – 共同通信 https://t.co/9Cn8Hj8GrE
— ロング@再都市化 (@saitoshika_west) May 14, 2019
日本政府は古墳群を古代日本の政治や文化、建築技術を知る貴重な資産として推薦。勧告では、古墳群を「傑出した古墳時代の埋葬の伝統と社会政治的構造を証明している」と評価し「顕著な普遍的価値」を認められました。古墳群には、仁徳天皇陵をはじめ宮内庁が皇室の祖先の墓とする「陵墓」が29基含まれており、陵墓が世界遺産に登録されれば初めてとなります。



