【再都市化ナレッジデータベース】

大阪メトロが日本初、鉄道トンネル内5G基地局シェアリングの実証実験を開始!



Osaka Metro(以下、大阪メトロ)と住友商事は2020年3月2日付けのニュースリリースで、複数の携帯電話事業者向けに提供する5G基地局の地下空間での2021年度中の実用化を目指し、2020年10月(予定)から、Osaka Metro 御堂筋線なんば駅―心斎橋駅間で実証実験を行うと発表しました。5G基地局シェアリングの実証実験を鉄道トンネル内で実施するのは日本初となります。

【出展元】
日本初、鉄道トンネル内5G基地局シェアリングの実証実験を開始

 



今回の実証実験では、御堂筋線なんば駅と心斎橋駅の間の鉄道トンネルや駅構内などに5G基地局を設置し、複数の携帯電話事業者向けに基地局シェアリングを実施します。高低差などによって電波が遮断されやすい鉄道トンネルで、基地局間の接続性を検証するほか、車内や駅構内の映像を5Gでリアルタイムに伝送し、防犯や混雑状況の把握に活用することが可能か検証します。

 

5Gって何?

 



出展:https://iot.kddi.com/5g/

最近耳にするようになった「5G」とは何なのでしょうか?「5G」は2020年春にサービス開始を予定している次世代ネットワークの略称で、携帯電話などの通信に用いられる次世代通信規格のひとつです。移動通信システムは、10年ごとに革新されています。Gとは「Generation」の頭文字をとったものであり、5世代目であることを表しています。4Gに比べて、大雑把に見て通信速度:20倍、データ遅延:10分の1、同時接続数:10倍となります。

 

1)最大20Gbpsもの通信速度を実現する「高速大容量通信」

2)「ネットワーク遅延」1ミリ秒(1000分の1秒)以下の「超低遅延」

3)1平方キロメートル当たり100万以上の機器を同時に通信回線に接続できる「多接続」

 



出展:https://iot.kddi.com/5g/

5Gは、4Gに比べて大容量の通信が可能で高精細な画像や動画の利用が可能になる他、データ遅延が短縮される事でリアルタイムに近い通信が可能になり、素早いフィードバックが求められる自動運転の制御やVR/ARでの活用が本格化します。また、多くの端末を同時に接続できる為、機器監視やスマートシティなどIoT分野での活用も本格化します。

 
年代世代出来る事
1980年代1Gアナログ回線。音声通話。自動車電話やショルダーホンなどがビジネス向けに発売。携帯電話は通話のみでメールやインターネットに接続は不可
1990年代2Gデジタル回線。メールやウェブ。2.4kbps~28.8kbpsのデータ通信が可能。メールが実用的で、テキストベースのHP閲覧がギリギリの状態だった
2000年代3Gプラットフォームとサービス。384kbps~14Mbpsの通信が可能。LTEは「3.9G」で110Mbps。メデイアリッチなネット閲覧が現実的な速度となりデータ通信サービスも続々と登場した
2010年代4G大容量コンテンツ。50Mbps~1Gbpsの通信速度を実現。ゲームやチャット、動画などのリッチコンテンツもスマートフォン1台で楽しめる様になった
2020年代5G4Gに比べて通信速度:20倍、超低遅延:10分の1、1ミリ秒以下。同時接続数:10倍~100倍に。4k/8k動画、アルタイムに近い通信、4G よりも多くの端末を同時に接続可能で、機器監視やスマートシティなどIoT分野での活用が本格化する
 

 

 

th_IMG_0413_20171218203210716.jpg

Osaka Metro は、実証実験で得られた成果を同社グループの地下空間(地下鉄および地下街)に展開することで、大阪・関西万博に向けて早期に5Gへ適応した最先端の通信インフラ環境を整備していく、としています。

 

5Gは、概ね10年に一度訪れるモバイル通信環境の大きな進化といえます。新規格が真価を発揮するには通信インフラ、対応機器の普及、それらを活用するソフト・サービスの3つが出そろう必要があり、サービスインから3年後の2023年頃からになると思いす。
大阪メトロ含め、新しい通信規格が我々の暮らしをどう変えて行くのか?を見守って行きたいと思いました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です