30000A系車両は、大阪メトロ中央線に投入された通勤電車で、2011年に御堂筋線で運行を開始した30000系車両を中央線向けに改良した車両です。2022年7月22日に運行を開始しました。
30000A系は、2025年大阪・関西万博の開催期間中における輸送力増強用車両として位置づけられており、万博開催終了後は谷町線へ転用することを前提としています。導入数は6両×10編成で、2023年6月から導入予定の新型車両400系とともに、既存車両の20系の置き換えが順次進められます。【出展元】
→大阪メトロ>新型車両400系と新造車両30000A系を中央線に導入します
エクステリア
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車体形状は御堂筋線30000系と同様ですが、ラインカラーの「線色」を残しつつ、これまでの号線色帯とは全く異なる、今までにない斬新なデザインとなりました。車体側面に描かれた複数の円は「スパークルドット」と呼ばれ、大阪のにぎわいと人々の輝く姿をドットでシンボル化し、今まで以上に人・街・乗り物が有機的につながりあう、これからの新しい未来を表現しています。
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それぞれのドットの意味として、ホワイトは街ゆく人々、アースグレイは街並み、グリーンは Osaka Metro の車両を表しています。また、未来社会をゴールドで表現し、そこに存在するすべての要素が多様性をもってランダムに「集まる」「つながる」ことを表しています。
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乗降ドア付近の様子です。ラインカラーが無い地下鉄車両は違和感が凄いです。阪神5700系電車(ジェット・シルバー5700)が登場した時にも同様の違和感を感じましたが直ぐに慣れました。30000A系も慣れると思います。
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側面行き先表示機の様子です。今回もフルカラーLEDではありませんでした・・。
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先頭形状はこんな」感じです。前面行き先表示機はフルカラーLEDとなっています。
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ヘッドライト、車番、行き先表示機をアップで見た様子です。
インテリア
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続いて社内の様子を見て行きましょう!30000A系は、車両の低床化、優先座席の明確化など、大阪メトロが進めているバリアフリー化を踏襲しつつ、車内の乗降口上部にワイド液晶ディスプレイを設置し、乗換案内や駅設備案内等をわかりやすく表示、4か国語案内に対応。このほか、全車両への空気浄化装置、車内Wi-Fiの設置やベビーカーや大きな荷物を持った乗客が利用しやすい様に一部の乗降口横のスペースを拡大させるなど、大阪・関西万博を見据えた車両となっています。
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車内を見通した様子です。既存の御堂筋線30000系をベースにしていますが、デザインが大きく変更されまました。一番目を引くのがシートの色。背もたれが「ゴールドイエロー」で座面は「ターコイズブルー」となっており、下方に重心を置くことで車内全体を明るく軽やかな印象が演出されました。
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床面はこんな感じです。外観に採用された「スパークルドット」をアレンジし、新しい未来を感じさせるワクワク感を演出しています。
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着席状態で車内を見るとこんな感じです。御堂筋線30000系で採用されたシート下の間接照明は省略されていました。
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シートの並びです。仕切り袖にも「スパークルドット」が採用されています。
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仕切り袖をアップで見た様子です。ガラス素材で向こう側が透けて見えるので、圧迫感がかなり軽減されています。
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シートの様子です。
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モケットをアップで見た様子です。
優先座席
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優先座席付近の様子です。背もたれが「青色」、スタンションポールやつり革が「黄色」となっています。
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正面から見た様子です。
車内案内装置はワイド液晶×2面
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乗降ドアと車内案内装置、車椅子スペースの様子です。
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車内案内表示器は、2台のワイド液晶ディスプレイを組み合わせた2画面構成で、乗換案内や駅設備案内等、きめ細かな情報を提供可能です。
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路線図に加えて、天気予報や広告が表示されていました。
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天井付近の様子です。
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荷物棚と車内照明の様子です。御堂筋線と同様のLEDを反射させて車内を柔らかく照らすタイプですが、御堂筋線の様な「調光機能」の有無は不明です。
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大阪メトロ中央線30000A系。従来のラインカラーを現す『色帯』と全く異なる『スパークルドット』が斬新で、一目で新型だと分かるデザインは中々よいと思い合いました。万博輸送については、8両化と高頻度運転の2案が検討された様ですが、運転間隔を2分30秒まで詰めて24本/時 運転を行った上で、万博期間後に30000A系を谷町線に転属させ、車両更新を進めるという一石二鳥作戦が選択されました。谷町線に転属する際に外装デザインがどうなるか?が気になりますね。
>優先座席付近の様子です。背もたれ、スタンションポールやつり革が「青色」となっています。
これは背もたれ以外は「黄色」の間違いですかね?(^^)