静岡県庁は本館、西館、東館、別館の4棟で構成されており、それぞれが連絡通路で結ばれています。一際目を引く高層ビルは静岡県庁別館(地上21階)。想定される東海地震にそなえ建設された要塞のような庁舎です。
【スペック】
名称:静岡県庁別館
規模:地上21階・地下2階
高さ:110.13m
敷地面積:約1,700m2
延床面積:26,494m2
静岡県庁は駿府城跡に隣接しており、お堀沿いは中々雰囲気があって良いです。
静岡県庁は東海地震の発生に備え、静岡県庁舎は厳重な防災対策が施されています。県庁別館は想定される東海地震等の大災害が発生した際の災害対策本部としての機能を常時持つものとして建設されました。県庁別館には今後想定される東海大地震や風水害、大火災など、災害発生時の対策活動の中枢となる危機管理センター、静岡県警察本部/新通信指令本部などが入居しています。また、繰り返される耐震対応を経て、建築中の静岡県庁舎別館があたかも要塞の様に見えた事から要塞化と比喩されていたそうで、一連の防災強化計画は「静岡県庁要塞化計画」とも呼ばれていました。
県庁の真向かいにある静岡市役所から眺めです。石垣の復元工事が行われていました。
最後は駿府城の石垣と絡めて。春は桜の名所で素晴らしい眺めだそうです。
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うーん、なるほど…
思わず納得させられました。
皆さん、洞察力が鋭いですね。
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今の静岡市は市町村合併によって、その勢力範囲と市の行政範囲がほぼ一緒になっている理想的な形なんですよね。
これは大阪から見たら大変に羨ましい事です。
大阪市は、その勢力範囲から見たら大変に狭過ぎて、大阪の勢力範囲を「城」で表現するなら「大阪市は本丸」に過ぎない。
しかし大阪市の意識は「大阪市で城が完結している」。
そこに実際と意識の著しい差があり、大阪のやる事なす事すべてのポイントがずれている原因の一つのような気がします。
それを解消する為の橋下大阪府知事の「大阪都構想」なんだと私は理解しています。
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静岡県の工業生産額は確かに大阪府を凌いでいるものの、そのかなりの部分を、今や完全にピークを付けた自動車産業やオートバイ産業に負っていることから鑑みると、これから先はどうなんでしょうね。これは愛知県も同様ですが。
本当に強いのは、我らが大阪のような、バランスのとれた産業構造をもつ都市でしょうね。
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おお、静岡県庁だ。
僕のブログにも書いたんですけど静岡って街は官庁街と繁華街で道の幅も建物の規模も違っていて、いかにも城下町がそのまま現代になったみたいだな、と。
官が強いのが良い悪いはあるかとは思いますが。
桜はほんと奇麗ですよ。
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今やかつての工業トップの大阪を抜いて日本三位か四位の大工業県静岡県の県庁にふさわしい格式である。すばらしい。これがホンダの本社ならなおよいが、なぜ民の僕が超一等地に高価なビルをつくるのか。
それはともかくベイスターズが横浜から草薙に本拠地を移した方が地域性と閉鎖性から、東京の一部の横浜よりはるかに観客は見込めたと考える。さすが住生活グループであった。
しかし、地方で一番大きい建物は行政機関という日本の惨状は静岡も同じか。
米ではどの地方都市にも世界企業の本社がニ・三社あり、超高層ビルが50本くらいある。日本以上の官僚国家中国も同様である。地方に主権があり、地方間で競争している。
日本は明治維新と逆に平成維新で中央官庁を分解して江戸時代の地方主権型国家、現在なら連邦国家か橋下知事の都市国家の時代に戻さない限り、県庁所在地は行政が、地方中核都市は行政+地方電力会社か鉄道会社の高層ビルしかないという惨状から脱しない。
工業三法で大阪からアジアに工場が移ったというより中京、関東に移ったというほうが正解ではないか。その割には大阪は健闘している方だ。
※参考
大阪が産んだ偉人江戸時代の無神論者で自由主義経済論者の山片蟠桃は中央集権の郡県制を批判し、江戸の封建制(身分制度でなく、統治体制すなわち地方主権)を最高の制度と称えた、今世界は山片のいうまさに封建制の時代である。
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スペック値以上の迫力がありますね。
全然デザインは違うのに、都庁や警視庁舎を
連想してしまう….。