ヨドバシホールディングスは2019年6月3日付けのニュースリリースで、大阪駅北口に現在建設中のヨドバシ梅田の新棟の名称を「ヨドバシ梅田タワー」に決定、施設概要をを発表しました。既存ビルの延べ床面積は約108,800㎡、新棟は約110,100㎡で合計218900㎡の巨大施設となります。
「ヨドバシ梅田タワー」は、既存のヨドバシカメラマルチメディア梅田に、約200店舗を集積する商業施設、約1,000室のホテルを併設した大阪・梅田の新しいランドマークとして、当初の計画よりも前倒しの2019年秋に開業します。また、高層階に入居するホテルは、阪急阪神ホテルズが立ち上げる新たな宿泊主体型ホテルブランド「Hotel Hankyu RESPIRE(レスパイア)」に決まり2019年11月にオープンする予定です。
【出展元】
→建物名称を「ヨドバシ梅田タワー」に決定
→建築新聞デジタル>ヨドバシ梅田タワーが起工/設計施工は五洋/ヨドバシHDら
→ヨドバシカメラ>ヨドバシ梅田 一体開発(都市再生特別地区 北区大深町)事業計画の決定について
→建築新聞>ヨドバシ梅田タワーが着工へ
→ヨドバシ梅田タワー建設の状況 19.06
→(仮称)ヨドバシ梅田タワー計画の状況 19.04
→(仮称)ヨドバシ梅田タワー計画の状況 19.03.24
→(仮称)ヨドバシ梅田タワー計画の状況 19.03
→(仮称)ヨドバシ梅田タワー計画の状況 19.02
→(仮称)ヨドバシ梅田タワー計画の状況 18.12
→(仮称)ヨドバシ梅田タワー計画の状況 18.11−2
→(仮称)ヨドバシ梅田タワー計画の状況 18.11
→(仮称)ヨドバシ梅田タワー計画の状況 18.09
→(仮称)ヨドバシ梅田タワー計画の状況 18.07
→(仮称)ヨドバシ梅田タワー計画の状況 18.06ー1機目のタワークレーンが姿を現す!
→(仮称)ヨドバシ梅田タワー計画の状況 18.05ー鉄骨が地上に姿を現す!
→(仮称)ヨドバシ梅田タワー計画の状況 18.03
→(仮称)ヨドバシ梅田タワー計画の状況 18.02
→(仮称)ヨドバシ梅田タワー計画の状況 17.11
→(仮称)ヨドバシ梅田タワー計画の状況 17.09 ~本日(2017年9月13日)の地鎮祭を持って正式に着工!
→第2ヨドバシ橋(Bデッキ)とヨドバシ梅田外周を取り巻くペデストリアンデッキの建設状況17.09
→(仮称)ヨドバシ梅田タワー計画の状況 17.08
→(仮称)ヨドバシ梅田タワー計画の状況 17.07
→(仮称)ヨドバシ梅田タワー計画の状況 17.06 ~平面駐車場が閉鎖され着工前の準備工事が始まる!~
→ヨドバシ梅田とルクアを接続する歩行者デッキ設置工事の状況 17.06-2 ~カリヨン広場前のAデッキは2017年06月30日に完成すると公式に発表される!
→ヨドバシ梅田とルクアを接続する歩行者デッキ設置工事の状況 17.06 ~ヨドバシ梅田とルクアの東側を結ぶ歩行者デッキが一気に架設される!
→ヨドバシ梅田とルクアを接続する歩行者デッキ設置工事の状況 17.04
→ヨドバシ梅田とJR大阪駅(ノースゲートビルディング)を結ぶ歩行者デッキの準備工事が始まる! →ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田2期棟の最新の完成予想パース
→ヨドバシ梅田二期棟の完成予想パースが公開!
→ヨドバシ梅田の新ビル都市計画開始 容積率1250%、最高限度150mで2013年度にも着工の見通し!
→ヨドバシが梅田に新ビル、15年にも大型商業施設
【スペック】
名称:(仮称)ヨドバシ梅田タワー
所在地:大阪府大阪市北区大深町4番8
階数:地上35階、塔屋2階、地下4階(申請以外 地上13階、塔屋1階、地下2階)
高さ:149.90m(申請以外62.74m)
構造:鉄骨造(一部 鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
杭・基礎
主用途:百科店・飲食店・ホテル・駐車場
客室数:約1000室
敷地面積:17256.22㎡
建築面積:申請6,371.70㎡、申請外7,903.98㎡、全体14,275.68㎡
延床面積:申請111,527.16㎡、申請以外108,825.44㎡、全体220,352.60㎡
容積率対象面積:申請92,287.68㎡、申請以外77,937.77㎡、全体170,225.45
建築主:ヨドバシカメラ
設計者:五洋建設
施工者:五洋建設
着工:2017年09月 ※9月13日に地鎮祭、正式着工
竣工:2019年12月(予定)
2期棟の地下に約400台分の地下駐車場がもうけられます。地下2階から地上8階の商業エリアには、アパレル、雑貨、飲食店、食物販、サービスなど約200店舗が出店します。出展テナントは現時点では不明ですが、ファッション、スポーツ・アウトドア、インテリアなどのショッピングエリア、ファミリー向けの大型キッズエリアをはじめ、コワーキングスペース、飲食店街とスーパーマーケットが一体となった大型の食のエンターテイメントエリアなど多様な施設構成となっており、大丸や高島屋といった金看板はありませんが「百貨店」に近いフルラインナップの施設構成になりそうです。
新棟 | 既存ビル | |
敷地面積 | 約17,200㎡ | ← |
容積率 | 1250% | ← |
延床面積 | 約110,100㎡ | 約108,800㎡ |
階数 | 地下4階、地上35階 | 地下2階、地上13階 |
主な用途 | 商業・ホテル等 | 商業等 |
竣工(予定) | 2019年秋頃 | 2001年11月 |
施設構成(予定) | 商業部分(地下1階~地上8階) 約53,200㎡ | 商業部分(地下2階~地上8階) 約80,300㎡ |
ホテル部分(地上9階~35階) 約41,500㎡ | ||
駐車場部分(地下4階~地下2階) 車約400台 | 駐車場部分(地上9階~地上13階) 車約700台 |
2019年7月の現地の様子
北東側から見た様子です。低層部の養生ネットの撤去がさらに進み建物全体の印象がガラリと変わりました。
北東角の様子です。
低層部の様子です。3階までガラス張りとなっており、今までの重苦しい感じが払拭されました。また奥にあるグランフロントと調和しています。
提唱部を真正面から見るとこんな感じです。
北西側から見た様子です。ガラス面と上階との境目付近にライトアップ照明が取り付けられています。
北東角から見た低層部の様子です。
高層部を見たげた様子です。カーテンウォールの取り付けは完了しており、2機あった頂部のタワークレーンの内、1機が解体されました。
そして。グランフロント側から見たヨドバシ梅田タワーの様子です。この場所でデッキ接続されはずなのですが、ガラス窓が設置されておりどう見ても橋が架けられる感じではありません。
こちらはヨドバシ梅田周辺の歩行者デッキの整備プランの略図です。
歩行者デッキの西側の様子です。既設のBデッキ側(写真右奥)から通路が伸びてきています。
グランフロント大阪 タワーB 6階うめきたフロアーから見た低層部の様子です。
最後は縦アングルで見た様子です。
追記
We workも入るんですね。
https://www.yodobashi.com/ec/support/news/190719336540/index.html
商業施設名称を『LINKS UMEDA(リンクス ウメダ)』に決定
大阪・梅田の新ランドマーク「ヨドバシ梅田タワー」内の商業施設
名称が決定したようです。引き続きテナントが気になります。
先の事と思ってましたがもう2~3ヶ月後の話なんですね…時が過ぎるのははやい。
「2019年7月の現地の様子」の6枚目の写真の説明文「北東角から見た低層部の様子です。」はこれでいいのでしょうか?
一つどうなるかと思うのは芝田町付近につながるデッキの地図がありますが、どのビルと接続するんだろう?それとも芝田町あたりにあるビル建て替えの再開発あるのかな?新阪急ホテルあたりのデッキは新阪急ビルの建て替えが終わってからだろうね。
このあたりも新阪急ホテル、17番街あたりの建て替えでかなり変わりますね。
商業部分13万強、店舗面積推定10万弱の巨大施設、推定売上1400億、大阪では髙島屋に匹敵し、
百貨店売上ランキングで7位に相当する。
ベスト10以内の百貨店が2店あるのは全国で梅田と日本橋だけで、ターミナル立地の梅田の集客力の強さが際立っている。
屋上に屋上庭園ができるのもよい、阪急百貨店、JR駅ビル、グランフロントと屋上庭園や展望施設が多くあり、更に加わるとなるとますます梅田の魅力が増す、更に梅北二期が完成すれば凄いわな。まさに世界トップレベルの街になる。
北東側のデッキは新阪急ホテル建て替え完成時に造るのでしょうか?
阪急梅田駅茶屋町側改札口へデッキで行けるようにするかも知れませんね。
現場の状況を見る限り、グランフロント等の道路を跨ぐデッキの接続は前倒しできなさそうですね。
こっちは年明け以降の開通でしょうか