新白島駅(しんはくしまえき)は、広島県広島市中区西白島町に建設された新駅で、JR西日本の山陽本線と、広島高速交通のアストラムラインが交わる場所に設置されました。新白島駅は、両路線の乗換駅として機能しています。
今回はアストラムラインの新白島駅をご紹介して行きます。アストラムラインの新白島駅は、島式1面2線のホーム有する半掘割駅。最大の見どころは、この個性的なデザインです。
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新白島駅は片側3車線の広い道路の真ん中に設けられています。この場所は将来の駅建設を見越して予め水平を保ってあった場所で、今回、JR新駅の開業により陽の目を見ることになりました。
それにしても・・。このアストラムライン新白島駅の外観デザイン。かなり強烈です。一目見た瞬間に思い浮かんだモノは「王蟲(オウム)。映画「風の谷のナウシカ」に出て来るアレの白いバーションに見えます。とても有機的なデザインで思い切った感じがします。
駅舎に見とれていると・・・。地下からアストラムラインの電車が出てきました!斬新な車両と、現実離れしたデザインの駅舎の組み合わせはちょっと未来的な光景です。
それでは、アストラムライン新白島駅に入ってみましょう!前回ご紹介した、スカイレールと並んで「広島に行ったら必ず見る!候補」の最上位に位置する案件だったので興奮してきました。
JR新駅との間は屋根が設けられていますが、上屋に木材が使われている他、曲線を描いたデザインがこれまた有機的です。この屋根の上は緑化も行われています。
改札口付近の様子です。オムロン製の自動券売機が並ぶ姿は近畿圏の大手私鉄の様な感じがしました。
自動券売機もオムロン製。駅の乗降客数に対して4台も設置されており驚きました。
改札口を通過し、ラッチ内から駅の外を振り返って見た様子です。
そして、半地下に位置するホームに向かいます。
おおおお!天井が高い!丸い!丸い窓がある!
カッコええ〜〜〜〜!!!
広島まで日帰りで来た甲斐がありました!
丸窓をそとから見るとこんな感じです。昔の潜水夫が着ていた潜水服、イメージ的にはミスチルのアルバム「Q」のジャケットイラストの様な感じです(マニアックな比喩表現ですいません)。
地上からホームを見下ろした様子です。
ホームドアはフルスクリーンタイプです。
発車標と一体化した案内サイン類もクールですね。
ホームの形状は「V字」型をしており、奥に行くにつれ細くなり、改札口に向かって広い形状をしています。
念願かなって、ついに取材できたアストラムライン新白島駅。王蟲のような白い外観、潜水服のヘルメットの様な丸い窓。全体的にオーガニックなデザインで纏められており、よくデザインされた素晴らしい駅でした。デザイナーさんは誰なんだろう・・・。
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私が新入社員の頃、長期出張(といいつつ二年間)白島に住んでおりまして、平和記念公園横まで通っておりました。その頃はコンビニもあまりなく、週末にどこからか入ってくる鳩と糞に週明け事務所で格闘する生活でしたが、こんなに生まれ変わるとは思いませんでした。 一応ジジィではなくロングさんと同い年のはずです。
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インパクト大のデザインがなんともおもしろいなとつくづく感心します(^_^) 私には、昔のSF映画あたりに出てきそうな『海底基地』のように見えましたよ。