おおさか東線新大阪駅構内改良工事は、 2008年3月に放出~久宝寺間が部分開通した、おおさか東線の新大阪駅延伸に伴い進められている在来線ホーム等の改良工事です。新大阪駅在来線ホームは先に改良工事が行われた大阪駅と同様に玉突き方式で ホームの改良が行われています。まず最初に既存の17、18番ホームの東側に5号ホーム新設、17、18番線の機能を新設した5号ホームに移転させ、空いた旧ホームのリニューアルを一気に行います。この方式で在来線ホームを東側から順番に玉突きでリニューアル工事が進められています。2回めの玉突きとして3号ホーム(旧15,16番線)を閉鎖して改良工事が行われてきましたが、2015年1月18日より3号ホーム(新13.14番線)の共用が始まりました!
【過去記事】
→おおさか東線新大阪駅構内改良工事 14.11
→おおさか東線新大阪駅構内改良工事 14.10
→おおさか東線新大阪駅構内改良工事 14.05
→おおさか東線新大阪駅構内改良工事 14.01
→おおさか東線新大阪駅構内改良工事 12.02
→おおさか東線新大阪駅構内改良工事 12.12
→おおさか東線新大阪駅構内改良工事 12.08
→おおさか東線新大阪駅構内改良工事 12.06
→おおさか東線新大阪駅構内改良工事 12.03
→おおさか東線新大阪駅構内改良工事 12.01
→おおさか東線新大阪駅構内改良工事 11.11
■追跡取材リスト
4号ホーム(大阪方面行き15.16番線)から見た、3号ホーム(京都方面行き13,14番線)の様子です。先に共用が始まった4号ホームと同様の仕上がりとなっています。
新幹線ホーム下付近の様子です。薄暗い印象だった以前のホームと比べると見違える様にキレイになりました!
エスカレーターの様子です。エスカレータの半透明の袖は以前ご紹介した事がある、JR神戸線–灘駅、JR京都線–岸辺駅と同じタイプとなっています。
京都側から大阪方面に向かって3号ホームを見通したアングルです。リニューアル部分が拡大するにつれて、新大阪駅在来線ホームから受ける印象がドンドンと都会的になって来ています。
続いては、共用が始まった3号ホームに行って、直接ホームの様子を見て行きましょう!先に共用が始まった4号ホーム(15.16番線)と、大体同じリニューアルとなっていますが、よく見ると今回共用が始まった3号ホームの方がお金が掛かっている事が見て取れました。
1つ目がホームと電車とのギャップが少なくなっている事です。新大阪駅在来線ホームは大きくカーブを描いており、線路にもカント(傾き)があるのでホームと車両の隙間が大きくなりがちでした。リニューアルされた3号ホームでは、ホーム幅が微妙に拡大され、以前と比べると車両とホームのギャップが少なくなりました。
上屋に取り付けられた照明は全てLED化されています。
床材は、4号ホームと同じく樹脂モルタル仕上げになっており、明るい印象になりました。
ホーム上にあった立ち食い蕎麦屋はリニューアルを施した上で再オープンしていました。ここの蕎麦は結構美味しくて、今回は鶏天そばセットをいただいてきました。
続いては発車標の様子です。ホームに設置された発車票の様子です。大阪駅と同様の3色LED5段タイプになりました。
先日、JR西日本から導入がアナウンスさた路線記号が表示されていました!
京都方面に向かって歩き、エスカレーター付近まできました。
ホームと2階在来線コンコースを結ぶエレベーターの様子ですが、ちょっと違和感が・・・。
なんと!圧迫感を軽減する為に、スケルトン風のイラストが貼られていました!こりゃ一本取られた気がしました(^^;)
そういえば、今回の3号ホームの共用開始に合わせて、写真のタイプのベンチが枕木方向に向けて、各ホームに設置されていました。
こちらは京都方面の階段付近の様子です。なんとエスカレーターが新設されているではありませんか!3号ホームのお客さんは大阪駅から新幹線に向かう旅客が特に多いため、エスカレーターが増設されたのかもしれませんね。これを見ると、4号、5号ホームにもエスカレーターを増設して欲しい気がしてきました。
ついに共用が始まった3号ホーム。次は2号ホーム(旧う13.14番線)のリニューアルと駅ナカ施設の開業が控えています。新大阪駅はリニューア工事が進むにつれて大都市大阪の玄関口として相応しい装いになってきました。