ステーションヒル枚方(枚方市駅周辺地区第一種市街地再開発事業)の最新状況 24.06【5月31日竣工済】



ステーションヒル枚方(枚方市駅周辺地区第一種市街地再開発事業)は京阪本線「枚方市」駅前に建設された超高層複合ビルです。 2024年5月31日に建物が竣工、住宅・オフィスは6月1日(土)から順次入居を開始、「カンデオホテルズ大阪枚方」が6月30日(日)に開業。 商業エリアは9月上旬に開業予定です。

これまでの経緯

京阪ホールディングス、京阪電気鉄道、京阪電鉄不動産は、2022年5月16日付けのニュースリリースで、京阪グループが参画している枚方市駅周辺地区第一種市街地再開発事業のうち、京阪グループが区分所有する第3工区について、事業主体である枚方市駅周辺地区市街地再開発組合から完成イメージが公表された事を明らかにしました!

第3工区は、2022年 1月から新築工事に着手しており、駅と一体となる商業、オフィス、ホテル、住宅等の機能を備えた、枚方のランドマークとなる複合施設が2024年度竣工する予定です。イメージパースの中央が地上26階、高さ126.65mの高層棟、右側が地上29階、高さ109.00mの住宅棟です。2棟は地上10階建て、高さ46.2mの低層棟で接続された一体的な施設となります。

理想的な郊外における豊かなくらしと働き方を実現する拠点を創出し、京阪沿線全体の価 値向上へとつなげる構想で、再開発事業完了の完成年度は2025 年となっています。

【出展元】
「枚方市駅周辺地区第一種市街地再開発事業」第 3 工区新築工事 着手 ~2024 年度の開業に向けて大きく前進~ 

第3工区施設デザインの特徴



第 3 工区のデザインは、「枚方市駅周辺まちづくりデザインガイドライン(仮称)」の方針を基本としながら、枚方の歴史や自然をモチーフにした枚方らしさに基 づいたデザインコードを作成し、地域の方々から親しまれる統一感のある意匠としています。

建物高層部は、地域資源である「七夕伝説ゆかりのまち」に基づき、星の煌めき をイメージしたスターダストで天野川の流れを表現しています。

建物頂部は、東海道56番目の宿場町として栄えた枚方の京街道と奈良・大和への 磐船街道の分岐点「宗左の辻」の道標をデザインモチーフにしています。上空へ向かうベクトルを印象付けるスカイラインとすることで、枚方のまちの道標としてのシ ンボル性を表現。頂部ツインタワーのカットデザインは、見る方向により表情が変わり、多様性を享受できる駅前再開発の象徴としています。

 

建物中低層部の外装ラインは、枚方市駅の都市空間から施設の賑わい、天野川の親水空間へと繋げていくループを表現するため、水平線や曲線によってリズムを生み 出し、一体感や流れをもたらすファサードデザインの表情を持たせています。

 



京阪グループでは、長期経営戦略における主軸戦略の一つとして「沿線再耕」を掲げており、その中でも枚方市駅および周辺エリアについては、「えきから始まるまちづくり」の方針のもと、駅の魅力・価値向上と駅周辺への都市機能の集積、地域 の特色を活かしたまちづくりの実現を目指しています。

これまでの経緯



京阪ホールディングス、京阪電気鉄道京、京阪電鉄不動産、は、同社グループが組合員の一員として参画している『枚方市駅周辺地区市街地再開発組合』について、2021年2月10日付で大阪府知事より権利変換計画の認可を受けたと発表しました。

再開発は京阪グループが区分所有する第 3 工区で、駅と一体となる商業、オフ ィス、ホテル、住宅、行政等の機能を備えた複合施設が建設されいます。開発概要は、敷地面積 約 15,000 ㎡、延床面積 約 94,000 ㎡ 、高層棟:地上 26 階建 (最高部約 126m) 、低層棟:地上 10 階建、住宅棟:地上 29 階建 (最高部約 109m)で、高さ100mを超える超高層ビルが2棟建設される事が明らかになりました。2023 年度の建物竣工を目指しています。

【出展元】
「枚方市駅周辺地区第一種市街地再開発事業」権利変換計画認可のお知らせ
枚方市駅周辺地区第一種市街地再開発事業
枚方市駅周辺地区市街地再開発組合

枚方駅前の再開発「枚方市駅周辺地区再開発」の都市計画原案が公表される!



枚方市駅周辺再整備基本計画アドバイザー公募、優秀者4グループを選定。枚方市駅周辺が未来都市に!?


最上階に露天風呂付きの「天空のスカイスパ」を配置



また、高層棟の上層部には「唯一無二の“4 つ星ホテル”」 をコンセプトとする、カンデオ・ホスピタリティ・マネジメントのホテルブランド「CANDEO HOTELS(カンデオホテルズ)」が出店。高層棟 19~26 階、8 層、客室数 139 室の規模で、宴会場、レストランを併設。最上階には露天風呂付きの「天空のスカイスパ」も配置。デザイン性にもこだわり、地元とともに光り輝く、ランドマークとなるホテルを目指す計画です。

枚方市駅の駅前にそびえ立つ超高層ビルの最上階「天空のスカイスパ」につかりながら、遠方に都心部の超高層ビル群を目でる。そんな夢の様な眺めが楽しめそうですね。

 

再開発の概要


機能 規模 事業内容 (現時点の予定)
商業 約 23,500 ㎡ 1~4 階、4 層。既存の鉄道高架施設と 1・2 階で接続。2 階通路は枚方市駅東改札口から天野川に架かる天津橋まで直接アクセス可能で、枚方のまちに開かれた散歩道のような施設。自然の温かみを感じられる環境の形成や、特徴が異なるアベニューの積層など、様々な出会い・シーンが生まれる場として、歩いて楽しい回遊空間、そして、五感に響く、枚方で一番心地良い場所の実現を目指す。
オフィス 約 6,800 ㎡ 高層棟 7~15 階、9 層。低層棟 5 階、1層。ニューノーマルの働き方に即した、安全・安心・快適なオフィス空間を設計中。デザインの一体性や空間の魅力向上等を軸とした、質の高いコミュニケーションを叶えるオフィスの実現を目指す。
ホテル 約 5,800 ㎡ [カンデオホテルズ]高層棟 19~26 階、8 層、客室数 139 室。宴会場、レストランを併設。最上階には露天風呂付きの天空のスカイスパも配置。デザイン性にもこだわり、地元とともに光り輝く、ランドマークとなるホテルを目指す。
住宅 約 10,600 ㎡ 5~29 階、1LDK(30 ㎡)~3LDK(80 ㎡)、約 200 戸。商業・オフィス複合開発、駅直結型の賃貸タワーレジデンス。共用施設として、コンシェルジュが駐在する「ラウンジ」や、「フィッ
トネスルーム」を設置予定。在宅ワークを想定した住戸プラン等、ニューノーマルの生活に即した「これからの住まい」を意識した商品企画を検討中。

計画名称 枚方市駅周辺地区第一種市街地再開発事業
所在地 枚方市新町一丁目、岡本町及び岡東町 地内(地番)
交通 京阪 枚方市駅
建築主 枚方市駅周辺地区市街地再開発組合
設計
施工 大林組
工区 第1工区 第2工区 第3工区
主用途 店舗 店舗、住宅、駐車場 店舗、事務所、ホテル、住宅、駐車場
敷地面積 22,266.90㎡
約1,450㎡ 約4,950㎡ 約15,000㎡
建築面積 18.121.83㎡
延床面積 約5,850㎡ 約8,900㎡ 約95,300㎡
構造 S造 RC造 RC造、S造
階数 地上6階、地下1階 地上14階 地上29階
高さ 約25m 約45m 126.65m
総戸数 202戸
客室数
着工 2022年2月頃予定 2022年2月頃予定 2021年9月下旬予定
竣工 2024年3月末予定 ←2024年5月31日(金)竣工
開業
備考

2024年7月の様子


現地の様子です。前回の取材が2023年7月だったので、約1年ぶりの撮影です。



建物は2024年5月31日に竣工。住宅・オフィスは6月1日(土)から順次入居を開始、「カンデオホテルズ大阪枚方」が6月30日(日)に開業。 商業エリアは9月上旬に開業する予定です。


北東側から見た様子です。



北側から見た様子です。周囲に超高層ビルが無いので、数値以上に高く感じます。塔屋のデザインも凝っていて、かなりカッコいいビルに仕上がりました。


少しアップで見た様子です。


頂部付近の様子です。


北西側から見た様子です。

 


北東側、近くで見上げた様子です。


住宅棟を見上げた様子です。


「天野川」側の様子です。


立体駐車場から見上げた様子です。


さらに撮影ポイントを変えて、枚方市駅の南口付近から見た様子です。


最後はロータリーの全景です。ステーションヒル枚方と、枚方T-SITEが出来たおかげで、ずいぶんと垢抜けた印象になりました!

2023年7月の様子


現地の様子です。前回の撮影が2023年2月だったので、約5ヶ月振りの取材です。



高層棟の様子です。地上26階、高さ126.65m、低層部が商業施設、中層部はオフィス、高層部に「カンデオホテルズ」が139室の規模で出店します。

 


頂部付近の様子です。既に計画上の最高部に到達していおり、棟屋の構築が行われていました。


南側から見た様子です。凄い迫力です。周囲に高い建物が無いので数値以上に高く感じます。

 


北東側から見た様子です。


北側から見た様子です。

最後は西側から見た様子です。

2023年2月の様子


現地の様子です。前回の撮影が2022年11月だったので、約3ヶ月振りの取材です。
この3ヶ月間でメチャクチャ成長していて驚きました!!

 

 



高層棟の様子です。地上26階、高さ126.65m、低層部が商業施設、中層部はオフィス、高層部に「カンデオホテルズ」が139室の規模で出店します。

 

 


近くで見上げた様子です。郊外駅前の再開発としては相当な規模だと思います。

 


高層棟をアップで見た様子です。ガラスカーテンウォールの取り付けが始まっていました!

 

 



地上29階、高さ109mの住宅棟(写真左)の様子です。総戸数202戸の賃貸タワーマンションで、間取りは1LDK(30㎡)~3LDK(80㎡)を予定しています。

 


北側から見た様子です。左が住宅棟、右が高層棟です。

 

 


さらに撮影ポイントを変えて西側から見た様子です。

 



続いて駅の西側、中層住宅や店舗が設けられる第2工区の様子です。地上14階、高さ約45m、延べ約8,900㎡、店舗、住宅で構成された中層ビルが建設されます。

 

 


南西側から見た様子です。

 



駅前ロータリーに面している第1工区の様子です。地上6階、高さ約25m、延べ約5,850㎡の店舗ビルが建設されます。

 

 

 


南西側から見た様子です。

 

2022年11月の様子


現地の様子です。前回の撮影が2022年4月だったので、約7ヶ月振りの取材です。

 

 


久しぶりに現地を取材すると、鉄骨建方がメチャクチャ進んでおり驚きました!!

 

 


地上29階、高さ109mの住宅棟の様子です。総戸数202戸の賃貸タワーマンションで、間取りは1LDK(30㎡)~3LDK(80㎡)を予定しています。

 


地上26階、高さ126.65mの高層棟の様子です。低層部が商業施設、中層部はオフィス、高層部に「カンデオホテルズ」が139室の規模で出店します。

 


一足先に完成した立体駐車場棟の様子です。

 


立体駐車場棟を真正面から見た様子です。

 

 


続いて駅の西側、中層住宅や店舗が設けられる第2工区の様子です。地上14階、高さ約45m、延べ約8,900㎡、店舗、住宅で構成された中層ビルが建設されます。

 


以前にあった市営住宅は完全に無くなっていました。

 



こちらは駅前ロータリーに面している第1工区の様子です。地上6階、高さ約25m、延べ約5,850㎡の店舗ビルが建設されます。

 

 


出展:枚方市駅周辺地区市街地再開発組合

第一工区の完成イメージパースです。

 

 


最後は第一工区に建てられたタワークレーンの様子です。

 

2022年4月の様子


現地の様子です。前回の撮影が2021年10月だったので、約6ヶ月振りの取材です。

 

 


北東側から見た様子です。本格的な工事が始まっています。

 

 

 


北側から見た様子です。

 

 


アップで見た様子です。地上鉄骨建方が始まってました。

 

 

 


続いて第1・第2工区の様子です。旧ビルの解体が終わりメチャクチャスッキりしていて驚きました!

 

 

 


少し角度を変えて見た様子です。

 


上から見上げた様子です。この半年間でここまで解体工事が進むとは・・。本当に驚きました。

 

 

 


最後は敷地全体を見た様子です。立ち並んでいた団地は完全に姿を消しました!!

 

 

1 2