三菱地所が高さ390mの超高層ビルを中心とした「常盤橋街区再開発プロジェクト」の計画概要を発表!

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三菱地所は2015年8月31日付けのニュースリリースで、東京駅に隣接する再開発プロジェクト「常盤橋街区再開発プロジェクト」の計画概要を発表しました。現在、朝日生命大手町ビルやJXビル、大和呉服橋ビルがある場所の敷地面積は約31,400㎡。常盤橋街区再開発プロジェクトは、4棟のオフィスビルや変電所施設、下水ポンプ場などが建設される計画で、最も高いB棟は地上61階・地下5階建てで、高さは約390mの超高層ビルとなり、大阪のあべのハルカスを抜いて国内で最も高いビルになる予定です。計画では2017年度から段階的に着工し、約10年をかけ、最後の棟は2027年度に竣工する見通で、総事業費は1兆円規模と想像を絶する規模となります。


【出典元】
東京駅前3ha 超の大規模複合再開発「常盤橋街区再開発プロジェクト」計画概要について (PDF)












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計画地の位置関係はこんな感じです。パースを見ただけで遠近感がおかしくなる巨大さで驚くばかりです。このパースの右側に建つビル群は高さ150〜200mほどありますが、メチャクチャ低く感じます。














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この計画の概要を見て驚いたのがB棟の延べ床面積。1棟でなんと48万㎡もあります。もう呆れ果てる巨大さで言葉も出ません。常盤橋街区再開発プロジェクト全体の総延床面積は68万平方メートルとなっています。しかも主用途がぼぼ事務所となっています。これだけの床を埋めるだけのオフィス需要を見込んでいる事が恐ろしいです。













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いきなり浮上した、常盤橋街区再開発プロジェクト。完成まで10年を見込む遠大な計画ですが、高さ390mは日本では圧倒的な高さです。完成時には一体どんな光景が広がっているのでしょうか・・・。