JR北海道ー733系電車は、JR北海道が2012年に導入した通勤形交流電車です。1996年から運用されている731系電車の設計コンセプトを基本として、その後の新技術の導入やユニバーサルデザイン・バリアフリー対応の要求を満たすために、仕様の変更が行なわれました733系電車には札幌近郊の普通列車に使用される0番台(3両編成)と、主に快速「エアポート」に使用される3000番台(6両編成)、函館近郊の北海道新幹線アクセス列車「はこだてライナー」に使用される1000番台(3両編成)があります。
今回ご紹介するのは、函館近郊の北海道新幹線アクセス列車「はこだてライナー」に使用される1000番台(3両編成)。
はこだてライナーは、JR北海道が、函館本線の函館駅 – 新函館北斗駅間で運行している普通列車及び快速列車の名称です。2016年3月26日に北海道新幹線の新青森駅 – 新函館北斗駅間が開業するのに伴い、函館駅 – 新函館北斗駅間を結ぶ新幹線アクセス列車として運行を開始しました。はこだてライナーは函館駅 – 新函館北斗駅間に定期列車16往復32本が設定されており、朝の上り始発列車と深夜の下り最終列車を除き、全ての新幹線「はやぶさ」「はやて」と接続しています。そのうち、下り6本・上り7本は快速列車として運行されます。
それでは733系−1000台(はこだてライナー)を見てゆきましょう!733系ー1000台は20m級3ドアステンレス車両で、外装は車体の側面腰部と前面のラインカラーはパープルとライトグリーンが配されています。
側面種別・行先表示器はフルカラーLEDが採用されています。また、客室側面窓は全て固定窓で、外側に厚さ8mmのポリカーボネート、内側に4mmの強化ガラスを使用、その間に完全に密閉された8mmの空気層を設けた複層構造窓となっています。
内装は「北海道の豊かな自然」と「函館の異国情緒」をイメージし、乗降口付近と車両の妻面の妻壁を木目調、客室扉の車内側をレンガ色、優先席を除いた座席モケットを北海道の自然をイメージさせるグリーンとなっています。
座席はすべて片持ち式ロングシートで、首都圏や近畿圏の通勤電車と同じ様な雰囲気になっています。
座席のモケットは北海道の草原をイメージした緑色系、優先席はオレンジ色となっています。座席の座面と背ずりでモケットを変え、背ずり部分では草原に咲く花をイメージしたドットがはいされています。
優先席の様子です。
天井付近の様子です。グレーを基調にしたシンプルな造形となっています。
特徴的な乗降ドアー付近の様子です。片開もさる事ながら、扉横と上部に外部冷気の流入を抑制させる目的で設置されたエアカーテンが目を引きます。
ドア上部には3色LEDの車内案内装置が設置されています。
JR北海道ー733系1000番台(はこだてライナー)。北海道の厳しい自然環境と通勤輸送を両立する為の、様々なく工夫に感心しつつ、見学する事が出来ました。
SECRET: 0
PASS: 2b52e331129aa396df9e167518164312
http://www.hbc.co.jp/news/hbc-newsi.html
“JR・札幌〜函館間 183系車両来春廃止へ”…特急『北斗』から引退です。
SECRET: 0
PASS: 2b52e331129aa396df9e167518164312
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO18786310S7A710C1LX0000/
“JR九州、ハイブリッド新車両試作へ 蓄電池とディーゼル発電機”
SECRET: 0
PASS: 2b52e331129aa396df9e167518164312
http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2017/170712-2.pdf
『新型一般気動車の試作車(量産先行車)について』・・・JR東開発の新車をベースとした電気式ディーゼル車です。
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
先頭車両のいかつい面構えは、本州以南と異なる雪質の着雪しにくいデザインだそうですね。また、客室ドア部の冷気流入を防ぐエアカーテンも、厳寒の冬の北海道の環境には欠かせないもの。
車体側面のラインカラーも、パープルは「ラベンダー」・ライトグリーンはJR北海道のコーポレートカラーでもある「萌黄色」。
JR九州とはまた違った特徴が多い車両が個人的には面白いです(*’▽’)
SECRET: 0
PASS: 1502ea67bcd564eaceff46bb144ae105
はこだてライナーは車内照明の千鳥消灯はやってないのですね
733系は快速エアポートでも千鳥消灯がデフォなので新鮮です