JR西日本と東海の境界線である米原駅。新幹線側は立それなりに立派でしたが、在来線側は相当古ぼけた感じで新幹線とのギャップが強烈な駅でした。しかし、今回在来線駅舎の橋上化が行われ全面的に刷新されました!
米原駅のレイアウト。米原駅と言えば「米原ダッシュ」。新幹線から在来線特急へ乗り継ぐ時に必ず発生します。16両編成の新幹線から吐き出され大量の乗り継ぎ客が、数少ない「しらさぎ」の禁煙自由席を奪い合う為です。ここで負けると、最低敦賀まで、最悪は福井まで立ちっぱなしになるので絶対負けられません!僕も毎回『加速装置!』といった感じで走っていました。でも、在来線特急の「しらさぎ」が全席禁煙になったので、今はちょっとはマシになったかもしれません。
それはさておき、これが改良工事の完成イメージです。
そして完成後の現地です。前の米原駅を知っている方が見たらビックリするぐらい変わりました。
天井までいっぱいに取られた窓が気持ちいいです。
在来線改札口。自動改札はバーレスの最新型が投入されています。
米原駅以外の自動改札機も古ぼけてきているので、そろそろバーレスに更新してほしいな。あと、各種サイン類が行灯看板ではなく単純なパネルに簡素化されている所も気になりました。。。せめてピンスポットライトでライティングぐらいしてほしい。
こちらはJR東海の区画です。正直使っている素材が西よりも高級な印象を受けます。JR東海の主要駅はほとんどこんな感じで美装化が完了しています。
最後はホームから橋上駅舎を見上げました。昔の米原駅のオンボロさを知ってるだけに、この改良はかなり嬉しいです。このあと、新快速で移動しつつ滋賀県を取材しました。
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米原駅には思い出があります。私は以前、名古屋に住んでおりました。休日には在来線で大阪、関西に良く遊びに行きました。この駅で223系の新快速に出会うと「関西に来た」と実感したのを覚えてます。12両編成で走る新快速は見事でした。(今は6両ですが当時、JR東海の電車は4両がほとんどでした)京都、大阪に近くなる度に混雑(ていうか滋賀県内でもう座ることは不可能な状態)が激しくなるのがたまりませんでした。京阪神が東海地方に比べてはるかに大きいということが実感できるからです。