アメリカ国務省が大阪・関西万博のパビリオン設計計画を提出したと発表!設計・建築はES Global社が担当、準備着々、12月頃に詳細発表の予定



アメリカ国務省は、2023年11月13日に、大阪・関西万博で米国パビリオンの設計・建築を請け負う受託事業者 ES Global社 が10月31日に、万博協会に第一次設計書類を提出したと発表しました!ES Global社は12月に大阪市に対し、建築許可の仮申請を提出する準備も進めています。

米国パビリオンの設計、建築、運営を連邦政府の資金で支援するのは1988年以来のことで、2023年度包括歳出法には、パビリオン関連経費として2500万ドルが含まれており、この種の計上としては初めてとなります。

また、米国は、11月14~15日に大阪市で開催される「国際参加者会議 (IPM) 2023年秋」に代表者を派遣。会議は日本の担当者と連携し、万博主催者から開催戦略に関する最新の情報を得て、米国の万博参加準備をさらに進めていく重要な場となります。

【出典元】
大阪・関西万博のパビリオン設計計画の提出および国際参加者会議への参加について – 在日米国大使館と領事館 (usembassy.gov)
大阪 アメリカ新総領事“万博パビリオン 最上のものに”|NHK 関西のニュース

アメリカ国務省のコメント

『大阪・関西万博は、米国の価値観、進取の精神、文化、世界的リーダシップを紹介し、国際パートナと連携し、共通のグローバル課題に取り組む歴史的な機会となる』

『万博への党派を超えた強力な支援は、日本と大阪・関西地域に対する米国のコミットメントを強調するものであり、万博で米国が大きな存在感を示すことが可能となる』


Jason R. Cubas Consul General U.S. Consulate General Osaka-Kobe

総領事に着任したジェイソン・R・クーバス氏は12日に大阪・北区にあるアメリカ総領事館で記者会見を行い、アメリカ館の準備について「日本の施工業者との契約など、順調に準備を進めていている。パビリオンの具体的な展示内容については年末にも発表する予定。来年春ごろには着工するという見通し」であると述べました。

また「万博に参加する意義はアメリカを知る機会がなかった人にもアメリカの一部を経験してもらうことだ。これまでで最もすばらしいものにしたい」と自信を示しました。

色々取り沙汰される大阪・関西万博ですが、大きな影響力を持つアメリカのパビリオンが具体化する事で開催に向けた機運が高まり、準備が加速する事になりそうです。