梅小路京都西駅(うめこうじきょうとにしえき)は、JR西日本「嵯峨野線」の京都駅 – 丹波口駅間に設置された新駅です。2019年3月16日に開業しました。この駅は、梅小路公園にある京都水族館や2016年4月に開館した京都鉄道博物館の最寄り駅として設置されました。新駅の総建設費は約49億円で、JR西日本が19億円、京都市が15億円を負担し、残りの15億円は国の補助金で賄われました。
【過去記事】
→(仮称)梅小路駅ーJR嵯峨野線の京都・丹波口間に建設中の新駅の状況 18.06
→JR西日本ー嵯峨野線「京都~丹波口駅間」の京都鉄道博物館近くの新駅のデザインなど概要が判明。開業は2019年春を予定!
→日本最大級の鉄道博物館「京都鉄道博物館」に行ってきました!(エントランス~中央部吹き抜け編)
→京都鉄道博物館への最寄り駅が誕生へ!JR西日本が嵯峨野線 京都~丹波口駅間 新駅設置に関して京都市との合意
→JR嵯峨野線の京都-丹波口間の新駅構想が浮上、京都鉄道博物館や京都水族館近くに新駅誕生か?
→解体工事が進む交通科学博物館で新幹線0系を発見!
→JR西日本、国内最大規模の鉄道博物館「京都鉄道博物館」を着工!
梅小路京都西駅のレポート2回目、今回はホーム上設備編です。駅のホームは8両編成対応で幅は3.0m~6.7m。上の写真は幅の広い箇所の様子です。
ホームドアが設置されているので、最近はやりの枕木方向のベンチではなく線路方向に向けたベンチが設置されています。
ホームの壁面と一体化した木製のベンチは新築では初めて見ました。経年経過すると味わいが出てきそうです。
発車標の様子です。他の駅と同じ3色LED・・に見えます。が、他の駅とダイオードの発色が異なっている気がします。
続いてホームドアを見てゆきましょう。
梅小路京都西駅に設置されたホームドア(可動式ホーム柵、以下ホームドア)は二重引戸式。昨年開業したJR総持寺のホームドアとよく似ています。嵯峨野線の通勤電車は3ドア車に統一されているので、ホームドアを設置する事が出来ました。
同じ日に開業した「おおさか東線」の新駅はホームドアが未設置ですが、おそらく北梅田駅(仮称)の開業に合わせて「おおさか東線」に3ドアの新車が投入され、そのタイミングでホームドアの設置が進むと思います。
二重引戸式のホームドアの裏側(線路側)の様子です。開口部が大きいので、収容部分よりも開口部の方が広いです。
ホームの狭い部分は幅が3.3m。ホームドアが設置され、さらに狭く感じます。
離合する221系リニューアル車の並びです。
最後は京都駅方面の線路と京都鉄道博物館の並びです。この駅が鉄道博物館の眼の前に出来た事がよく分かるアングルです。
ここも無事に開業を迎えました!これからは京都鉄道博物館や水族館などに出かける場合、あの混雑の激しいバスを使わずに済むんだと思うと、嬉しいですね。大いに助かります(^○^)