近鉄鶴橋駅の1番線の線路を挟んだ北側には利用されていない古いホームがあります。これは鶴橋駅旧奈良線ホーム。1955年(昭和30年)に近鉄鶴橋駅が2面4線化されるまで、下りホームとして使われていましたそうです。
古い上屋や煤けた床面など、近鉄鶴橋駅が今ひとつ垢抜けない印象ですが、この放置された旧ホームの荒れ具合もその要因だと思いっていました。ここ最近、大阪府内に引っ越ししてから数ヶ月間、鶴橋駅を利用していませんでしたが、久々に訪れてみると、旧ホームの上屋が撤去され、化粧壁も設置される等、美装化され様変わりしているではありませんか!ちょっとビックリしました。
古い上屋が撤去され、ホーム端に新たに化粧壁と壁面広告が登場しました。
小変化が見られた近鉄鶴橋駅。同駅は近鉄の看板路線である奈良線・大阪線が環状線とクロスする一大乗り換え駅にも関わらず、施設の老朽化が進んでいる印象です。JRが大阪環状線プロジェクトを立ち上げ各駅の大規模リニューアルを進めていますが、近鉄も負けじと、この鶴橋駅のリニューアルを行って欲しいと思いました。